2019年12月17日

【動画】なぜ日本の野党はグダグダなのか?~世界一わかりやすい日本憲政史明治自由民権激闘編 倉山満 椿


こちらなどで書いたように、最近、今さら、葦津珍彦が面白い。特に西郷さんと民権派などの話は興味深いので……ちょっと民権運動関連の動画シリーズを見ておこうかという気になりました。
ただし……くららの主張は葦津氏とはほぼ真逆というか、民権運動を「日本の恥」とする立場。これはCGSの動画などでも語っていたと思いますから、年来の主張なのでしょう。
しかし、真逆の見解だからこそ、なおさら視聴の価値があるというか。両極端の意見をまずは両方押さえたうえで~というのも必要な作業かもしれません?
ということでチャンネルくららから。続きを読む
posted by 蘇芳 at 02:42| 明治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月02日

「魂」と「才」


こちらの冒頭でも書いたけれど、明治初期の内乱をつかまえて、「旧士族」の反乱と称する、階級闘争のような史観は説得力がない。
反乱を起こしたのも旧士族なら、反乱を起こされた側の政府要人だって大方は旧士族だったろう。悪政・暴政に被害をこうむる度合いは、農民こそ、士族の比ではないのだから、明治初期の数々の反乱には農民の支持も参加者さえもあったとも聞く(「士」が「民」のために起つというこうした構造は、少なくとも本人たちの主観の上では、江戸時代の大塩の乱から、昭和の二二六にまで、日本の「義挙」の多くに一貫して貫いているようにも思う)
幕末には新たに「士分」に取りたてられた旧農民もいただろう。新選組が有名だが、長州にだって奇兵隊はあった。奇兵隊は何も四民平等思想にもとづいて武士を解体したのではない。一部の「見どころのある」平民を武士に取りたて、吸収することで、長州武士戦力の強化を図ったのだ。会津や長州ほど有名ではないにしても、他藩でも同様な試みはあったかもしれない。彼らは「旧士族」どころかむしろ「新士族」といってもよいくらいの存在だ。続きを読む
posted by 蘇芳 at 16:36| 明治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月28日

西南戦争と民権派


こちらでも書いたけれども最近、葦津珍彦にハマっている。たてつづけに三冊読んだし、まだ二冊購入済み。面白い。続きを読む
posted by 蘇芳 at 14:46| 明治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月03日