2016年05月21日

【動画】「御製から見る日本」第1回 持統天皇


国体学の泰斗・里見岸雄が「新版 明治天皇」のなかで面白いことを書いています。
富士山について勅語を出すわけにもいくまいが、歌ならいくらでも詠める、と。
天皇のお言葉には詔勅というものもあり、それはそれで幾重にも謹んで承るべきものですが、公の性格が強く、話題が限られるうえ、文体も独特(古は宣命体、近代は漢文)で一般にはなじみにくい。しかし、折々の御感懐を、公表する目的でもなくお詠みになった御製には、文字通りの「肉声」が込められている、ということのようです。
そのような認識は、もちろん、里見以外にも、心ある人物によってくりかえし語られてきました。
日本の国がらの中心をなす天皇と国民の心の通ひあひ、それは国民が天皇のお心を知るということに尽きると思ふのだが、その天皇のお心を知ることのできる最も確実な道は、天皇のお歌をよむことであると私どもは信じてゐる。勿論それは知りつくすことのできない道である。しかし、知る努力を怠ってはならない。私どもが。御製、御歌の研究をつゞけるのはこのやうな心もちからである。
夜久正雄(「平成の大みうたを仰ぐ」はしがき)
異論の余地もない話でしょう。
白雲のよそに求むな世の人のまことの道ぞしきしまの道(明治天皇)
ということで、御製についての動画シリーズを見ていこうかと思います。続きを読む
posted by 蘇芳 at 01:15|  L 「CGS 御製から見る日本」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする