2018年01月28日

2018年01月27日

自称上総介


こちらで書いたように、織田信長というのは、表面的な行動においては、意外なほど尊王家としての事績が目立つ人物です。もちろん、その行動が本心からのものだったか、打算にもとづく猿芝居の類だったかといえば、議論の余地はあるでしょうが。
平泉澄や田中義成など、いわゆる皇国史観寄りの戦前の史家は、本心からの尊王家と見たがる傾向が強いらしくもありますが、戦後は「もちろん」皇室の権威を利用するための猿芝居にすぎなかったと断ずる向きが多いでしょうか。続きを読む
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2017年08月31日

別所長治の辞世


目上に媚びて尻尾を振るなら誰でもできる。
目下のために身体を張れるか?
人間の器はむしろ後者の場合にこそ試されるのかもしれない。続きを読む
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2017年02月01日

【動画】日本人の人権を守りぬいた豊臣秀吉


あまり品のある動画でもなく、これでは信憑性ガーと揚げ足をとられるのではないかと心配な気もしないではないですが。まあ、ネットで事実が拡散されていく過程というのはそんなものでしょう。あくまで「入口」ということで。続きを読む
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posted by 蘇芳 at 14:36| 戦国~織豊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

天下布武


天下人・信長を生んだ織田家のルーツについては三つの説があり、結論は出ていないと仄聞します。
・藤原氏説
・平氏説
・忌部氏説
乱世のことですから、どこぞの馬の骨が成りあがって、権威づけのために名家名門の名を騙ったということも十分にありうるでしょう。

ただ、人間の行動を左右する要因は、その人物が「何者であるか」という客観的事実よりも、その人物が自分を「何者であると思っているか」、また周囲から「何者であると思われているか」という主観的事実・観念的環境のほうである、ということも、言えるように思います。

名家名門を名乗るということは、名家名門に相応しい行動を引き受ける、ということと裏腹です。
そして、日本における名家名門とは、そもそも何でしょうか?
日本が天壌無窮の神勅というコモン・ローによって立つ国である以上、あらゆる権威の源泉は常に天皇・皇室・神道であり、名家名門も例外ではありません。

上の織田家の始祖の三説についてもそうです。
藤原氏の始祖は天児屋根命。侍殿防護の神勅・神籬磐境の神勅を授かった、天皇にお仕えして神々を祀る氏族です。
平氏の始祖はズバリ天皇。元をただせば臣籍降下した皇族です。
忌部氏の始祖は天太玉命。天児屋根命と共に同じ神勅を授かった、もう一つの神祇氏族です。

日本において名家名門を名乗り、その名に恥じない働きをするということは、結局のところ、尊皇・敬神の士としてふるまうことを、意味せざるをえないように思えます。
となれば、織田家のルーツが三説のいずれであったとしても、信長の自己規定もまた、最終的には、尊皇敬神という同じ一つの結論に行き着かざるをえないのではないでしょうか。続きを読む
ラベル:戦国 織豊
posted by 蘇芳 at 03:17| 戦国~織豊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする