2016年02月07日

【動画】万世一系の皇位継承 推古天皇

    

こちらで述べた通り、過去に即位された八方十代の女帝は、「皇位継承者が幼すぎる」あるいは「皇位継承候補者が多すぎる」などの困難な状況下で、あるべき継承者への「中継ぎ」をこそ使命として、一時的に皇位をお引き受けになってきました。そこにはまた、皇室に臣下の男性の血(=DNA)が入ることを徹底して避けるための、結婚・出産の禁止という厳しい慣例も、ともなわれていました。

つまるところ「女性天皇」は皇族の「不足」を解決する処方箋ではありませんでしたし、また、なりえないのです。

皇位継承者の「不足」を口実に、臣下との結婚を暗に含意する「女性天皇」の誕生(≒女系天皇の導入)を目論んだ、小泉政権の企ては、過去の女帝の実例とは完全に正反対のベクトルを有していました。それはすなわち、小泉の目的が皇統護持などではさらさらなく、むしろ皇統断絶≒日本滅亡をこそ庶幾していたことの証明に他なりません。

今後も陰に陽にくりかえされるであろう陰湿な売国勢力の嘘宣伝に騙されないために、国民が正しい知識を身につけることは必要であると思われます。
女帝即位当時の状況を「万世一系の皇位継承」シリーズの動画で個別に確認しておきましょう。
まずは史上初の女帝、推古天皇です。続きを読む
posted by 蘇芳 at 02:01|  L 「万世一系の皇位継承」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

【動画】万世一系の皇位継承 女帝

    

こちらで追記した通り、男系女性皇族が皇位に就かれたことは過去に八方十代の例があります。
しかし、それは本来的に望ましい事態ではなく、やむをえない事情があるときに初めて要請される、一種の「緊急避難措置」でした。
そういう意味では、女帝の御代とは、常に危機の時代でもありました。
では、どのような性格の「危機」が、女帝の登極を要請するのか?
実のところ、それは、かつて小泉政権下で企てられた謀略の口実「皇位継承者の不足」とは、まったく正反対の危機でした。続きを読む
posted by 蘇芳 at 03:12|  L 「万世一系の皇位継承」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月05日

【動画】万世一系の皇位継承 男系継承の重み

    

こちらで見た通り、事実において、皇室は万世一系の血統です。
そしてそれは、あくまで男系の血統における「一系」であり、女系の血筋においてではありません。
「皇族」とは最初から男系の血統によってのみ定義されうる御家系なのです。
これは良いだの悪いだのフェミニズムだのが容喙する余地のない、判断以前の「事実」です。
女系の血筋をもって皇統を定義しようとするあらゆる試みは、すべて、例外なく、皇室の否定であり破壊の企て以外の何物でもありません。

正々堂々、正面切って、皇室の破壊を主張する売国奴がいるなら、それはそれで「思想信条の自由」かもしれません。しかし、「女系天皇」をもって「伝統」を「保守」すると主張することは、純然たる背理であり、デマにすぎません。「思想信条の自由」以前の、単なる「虚偽」というべきでしょう。

皇位継承、皇室典範に関する議論は、必ず、「皇統は“男系血統において”万世一系である」という、歴史的・生物学的事実を踏まえたうえでなされなければなりません。
なぜなら事実において実行されてきた伝統こそが、法源たるコモン・ローなのですから。続きを読む
posted by 蘇芳 at 01:55|  L 「万世一系の皇位継承」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

【動画】万世一系の皇位継承 血統の原理


小泉政権当時の皇室典範改悪=皇統断絶の企ては、秋篠宮家の悠仁親王殿下御誕生によってとりあえずは阻止されました。
しかし、宮澤俊義らによって反日の毒を仕込まれた現皇室典範自体にも大きな問題がありますし、天皇・皇室に対する陰湿な攻撃は手を変え品を変えくりかえされています。
こちらこちら、またこちらで考察した通り、詭弁をもって善良な人々を欺き、人々の「理想」を、彼らの醜い「欲望」の道具として悪用する、一種の詐欺行為こそ、反日の常套手段です。
彼らの詐欺に騙されないためにも、国民が皇位継承の原理について理解を深めておくことは必要であると思われます。
男系・女系の是非を論じる前に、そもそも「男系」「女系」とは何を意味するのか、短い動画を見ておこうと思います。続きを読む
posted by 蘇芳 at 02:11|  L 「万世一系の皇位継承」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月21日

【動画】万世一系の皇位継承 天皇(一)


初代内閣総理大臣・伊藤博文は、有名なロングインタビューの中で、帝国憲法起草に先立って、諸外国の憲法調査のために外遊した経験を回想しています。
そのなかで、伊藤が真っ先に渡航し、真っ先に語り、最も長く言及している国は、米国でした。伊藤はそこで「ワシントン」「ゼームス・マジソン」「アレキサンドル・ハミルトン」「ジョン・ジェー」『フェデラリスト』といった具体的な人名や書名を列挙しています。
これは、その後に伊藤が渡ったフランスやドイツとは対照的です。欧州に渡ってからは、伊藤の言葉数(ページ数)は一気に少なくなり、具体的な人名や書名もほとんど挙げられなくなります。
これは要するに、憲法制定にあたって、伊藤がもっとも熱心に学んだ憲法思想、法哲学は、米国のものである、ということを端的に示唆してはいないでしょうか。そして、英国から独立した米国における法哲学とは、すなわち英国にルーツを持つものだったのではないでしょうか。
天皇を戴く日本が、英国と類似の立憲君主国を目指したのだとしたら、これは十分に筋が通る話です。

昭和の御代に侍従次長を務めた木下道夫氏は、著書の中で、ドイツ人「ヘルマン・ロレスエル」が考案した憲法草案の一条、
天皇ハ神聖ニシテ不可侵ナル大日本帝国ノ主権者ナリ
から、井上毅が、その後半をごっそりと削除し、
天皇ハ神聖ニシテ不可侵ナリ
と改めた挿話に言及しています。
天皇は「主権者」ではないし、あってはならない、という、井上毅のこの認識は、素朴な愛国者を驚かせるかもしれません。
しかし、これも、やはり英米流の法思想・法哲学から発想すれば、十分に理解できることのように思います。
御親らを立憲君主として厳しく律しておいでになった昭和天皇が、上杉慎吉の天皇主権論ではなく、美濃部達吉の天皇機関説にこそ理解をお示しになったことも、あわせて想起すべきでしょうか。

英米流の法思想とは何か?
端的に言うと、それは、コモン・ロー思想、ということになるのではないでしょうか。続きを読む
posted by 蘇芳 at 01:26|  L 「万世一系の皇位継承」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする