2018年12月28日

2018年12月27日

2018年10月26日

【読書】「大東亜戦争詩文集 (近代浪漫派文庫)」


先だってのこちらのついでに、同じ新学社の近代浪漫派文庫を一、二冊購入。その一冊。
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大東亜戦争の戦陣に散華された英霊や、戦後の復讐裁判で殺害された殉難者の「遺稿集」というのは、戦後いくつも出版されているが。詩歌の類だけをこれほど大量に集めた集というのは珍しいのではないか。

前半と後半の二部に分かれているが、その前半「大東亜戦争殉難遺詠集」の序文で保田与重郎が次のように書いている。
 この本は、声高にわめき叫んで世にひろめる本でなく、しづかに黙して人に手渡すべき本である。人がこれを手にうけて読み始め、感動に心うたれ、止む時のない本である。醇乎とした誠心が、絶対境で歌はれてゐるからである。文芸の巧拙の技は一時の流行のものにて、誠心絶対境の詩文は、永遠不易であるとの理を示すものである。
これはこれでもっともなので、私も「声高」に喧伝しようとは思わないし、感想の押し売りもしたくはないが。
ただしこれはあくまで「大東亜戦争殉難遺詠集」の序文。
本書後半には五人の作者の歌集・詩集から作品が抄録されていて、そちらについては序跋・解説の類が何もない。五人それぞれに極々至極簡略な略歴が載っていないこともないが、予備知識のない読者にはまったく要をえないのではないかとも思えるので、私自身付け焼刃だが、いくつか補足的な情報だけ指摘しておきたい。続きを読む
ラベル:大東亜戦争
posted by 蘇芳 at 22:06|  L 大東亜戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする