2016年03月27日

回復された「秩序」

    

「古事記」の収録範囲は第三十三代推古天皇まで、と、言われています。
それはもちろん嘘ではありませんが、終盤になると、生没年や即位年、宮や陵の所在地、系図的事実などの列記のみに終始して、御治績に関する記述やエピソードはほぼ見られなくなります。
「古事記」の物語的な展開は、事実上、第二十三代顕宗天皇の御代で終わっています。
それは、「古事記」全巻の終幕に相応しい、大団円でもあると思います。

大団円……ということは、それ以前には、少々、解決を要する問題が発生していたということでもあります。

記紀の展開には、いくつかの画期があり、歴代の御治績をひとまとまりで見たほうが理解しやすい面があると思いますが……第二十代安康天皇から第二十三代顕宗天皇の四代も、国内的には、一連の事件によって貫かれているようです(外交方面はまた別ですが)。続きを読む
posted by 蘇芳 at 03:40| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月23日

【動画】武田鉄矢(金八先生) 「古代、南韓国に日本の地があった!」 『魏志倭人伝』『広開土王碑文』に基づき、古代日韓の歴史を語る

   

古代史の年代比定というのは自称学者の(研究ではなく)イデオロギーによって左右されますが、日本の正史を重視する立場で書かれた「歴代天皇で読む 日本の正史」によれば、広開土王の没年は皇紀1073年(西暦413年)、広開土王碑が建てられたのは翌皇紀1074年のことだそうで、いずれも第十九代允恭天皇の御代になるそうです。続きを読む
posted by 蘇芳 at 02:40| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

【動画】仁徳天皇陵ほか


仁徳天皇といえばこちらで見た通り民のかまどの物語ばかりが有名ですが、それ以外にも多数の挿話・逸話、むしろ「説話」と言いたいような記述が豊富なのも、この御代の特徴です。
両面宿儺や「竜」など、怪異譚も多く、それまでの日本書紀の記述からは少し(かなり)異質な気もします。

この「異質さ」は何に由来するのかといえば、仁徳天皇が応神天皇の第四皇子であらせられたことを、あるいは意識しておくべきなのかもしれません。

遅くとも崇神天皇の御代には交渉が始まり、垂仁天皇の御代に交渉が深まり、景行天皇日本武尊・仲哀天皇がお手をお焼きになった熊襲の反乱にかかわっていたであろう半島勢力を、ついに(とりあえず)完全屈服させたもうたのが、神功皇后の三韓征伐。この一連の歴史のはてに、いよいよ半島とのかかわりが深くな(ってしま)ったのが応神天皇の御代でした。

つまるところ、
当時すでに半島諸国は日本の属国でした。
当時すでに半島諸国は日本の属国でした。
大事なことなので二回言いましたが……文化的影響が一方通行ではありえない以上、大陸発半島経由の異質な思想や伝承が入ってきた時期だったのかも?という気がしないこともありません。続きを読む
posted by 蘇芳 at 02:04| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月20日

【動画】仁徳天皇 民のかまどにみる聖帝物語

    

第十六代仁徳天皇といえば、何はさておきこの逸話が有名です。
保守派・愛国者からたいへんに人気の高い挿話でもあります。
実のところ「日本書紀」を読むと、仁徳天皇の御代の記述には他にもいろいろと思うところがなくもないのですが、それはさておき、何はともあれ、この逸話を避けて通るわけにもいきません。続きを読む
posted by 蘇芳 at 00:36| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

【動画】三韓征伐

    

記紀には、皇室はもちろん、他のさまざまな氏族の系図・血縁関係が、事細かに記載されています。
素人が通読すると眠くなる記述とも言えますが、その系譜が見えてくると、歴史の意味がより鮮明になる面があるのもまた事実。
たとえばこちらで述べた「敏達天皇」のお血筋などはとても重要に感じられます。

そもそも皇統が万世一系の「血統」である以上、系図・系譜が大切なのは、記紀の時代に限らず、本来は当たり前です。
現代の皇室について言うなら、こちらで述べた「閑院宮師仁親王=光格天皇」のお血筋の意味を知っておくことは、私たち臣下にとってもとても重要なことのように思います。
なんとなれば、戦後、意図的に仕組まれた忘却・無知のせいで、多くの国民が、反日勢力の嘘に騙され、それが彼奴らの「皇統断絶計画」をあわや成功寸前にまで推し進めさせた遠因だったかもしれないのですから。続きを読む
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2016年03月16日

第十三代 成務天皇


第十三代成務天皇は景行天皇の第四皇子。日本武尊とは異母兄弟にあたらせられます。続きを読む
posted by 蘇芳 at 01:50| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月15日

日本書紀に見る日本武尊

    

日本武尊の物語といえば、古事記のバージョンが有名ですが、当然、日本書紀にも記述があります。
その内容は、両書でかなり趣が異なっています。
大筋は同じでも「日本書紀」のほうがストレートでわかりやすい「英雄伝説」になっていると思います。続きを読む
posted by 蘇芳 at 01:28| 「日本書紀」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする