2021年11月10日

【読書】伊藤俊一「荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで」(中公新書 2662)

姉妹ブログからコピペ。




、母の入院でそれどころではないのですが、読んでみたい本はたくさんありますね。。
荘園、名前は日本史の教科書に出てきて誰でも聞いたことあると思いますが。それで具体的なイメージができる人はいるかというとそんなわけあるかというかナントイウカ。……読んでみたい一冊。
こちらなどを思い出すと、徴税権ともかかわってくるテーマのような気がしないでもないので、なおさらです。
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荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662) 新書 – 2021/9/17
Kindle版もあるようです。
https://amzn.to/307D9f5

農業経営と領地支配の仕組みとして、日本中世の政治・経済・社会の根幹をなした荘園制の全体像をわかりやすく解説する。
著者について
伊藤俊一
1958年、愛知県生まれ。京都大学大学院文学研究科に進み、博士(文学)を取得。名城大学人間学部教授。専門分野は日本中世史。著書に『室町期荘園制の研究』(塙書房)など。
出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2021/9/17)
発売日 ‏ : ‎ 2021/9/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
新書 ‏ : ‎ 281ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4121026624
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121026620


品説明が少なくてちょっとイメージしにくいですが……
「試し読み」などはできるようですから、チェックしてみていただければ、と。
序文など読むと、過去のマルクス主義的歴史観による荘園研究を批判する部分などが出てきて、期待をそそりますし……
中央集権的な律令体制からすれば、体制崩壊の一因ともなったかもしれない荘園も、日本経済全体から見れば、自由主義的な成長をうながす要因だったのかもしれないとも思えてきて……
増税社会主義が蔓延する現代の政治屋どもにも以下自主規制。
まあ、何はともあれまずはレビューチェックですね。


スタマーレビュー https://amzn.to/3o3Ciny
5つ星のうち4.6
35 件のグローバル評価
星5つ…65%
星4つ…26%
星3つ…9%
それ以下は0%
今のところ大好評。
低評価皆無。
発売からまださほど時間が経っていないこともあるかもしれませんが、ダメ本ならさっそく低評価が入ることも当然あるわけで、やはり、期待はできようかと。
政治的党派性をわかりやすく刺激するテーマでも(一見は)なさそうですから、アンチも湧きにくいかもしれませんしね(もっとも、税制の話題など含まれていますから、本来は、政治的にも重要な対立軸であるはずなのですが…そのへん、日本の政治風土は”あたおか”みたいですし)



話休題。
☆3が1件あるようですが、
とても有意義な内容ではありますが、荘園そのものよりも荘園から見るといかに歴史の大きな流れが見えやすくなるかという視点に重点を置いたほうがより訴求力がある内容になったのではないかと思います。
本書の本題自体は☆5といいつつ、そのあと、揚げ足取りのような批判で減点していくスタイル。それが妥当なのかどうなのか、本書自体を読んでみないとわかりませんが……
本書の本題自体は☆5というのですから、一般読者にとっては、それで十分じゃねぇかという気がしないこともありません。
ともあれ、全否定の酷評・誹謗中傷・罵詈雑言というわけではありませんし、レビューの後半はさておき、前半については、それなりに本書の内容を要約してくれてもいるようですから、参照の価値はあるでしょうか。リンク先で確かめてみていただければ、と。


るはすべて高評価(https://amzn.to/3EW4kIB)、
マニアックな本! 懇切丁寧な本!
荘園史の新書版通史。主に、「領域型荘園」の成立と変遷と崩壊について書かれた書。
教科書で習った荘園成立についての流れが非常によくわかりました。教科書ではなんとなくで、細かい所まで網羅できず、ただ単語を覚えただけですが、この本を読みやっと理解できました。
荘園については永原慶二氏の名著「荘園」を読んだことがあるが、本書の方が初心者向けで読みやすい。荘園は時代ごと、荘園ごとに形態等が様々でその全体像を理解するのは難しいが、各事項を丁寧に説明しているので理解が深まる。
戦後マルクス主義史学を遠くから供養してくれたというか、下部組織から列島社会の変遷を古代から近世直前まで描いてくれた感じ。特に、年輪酸素同位体比によって明らかになった降水量の変動が荘園の歴史と対応するあたりは素晴らしかった。
優れた大学の研究者らしく、資料を丁寧に有機的に結合し、高校時代に習った山川の『詳説 日本史』の補講を受けているような気になる。

中世のスタートは「荘園」の考え方と、民間の努力と競争、アイデアが無ければ経済復活は無いを再確認。
などなど、当然ですが、大好評。
マルクス主義史学を「供養」とか、「経済復活」とか、教科書では云々とか……上で述べた当方の「期待」からも、なかなか興味深い投稿が並んでいます。
また、個人的に印象に残ったのは、
〇あとがきの次の部分が面白い。「網野善彦氏によって切り開かれた非農業民の問題もほとんど取り入れる余裕はなかった。非農業民よりも前に、農業民のほうがわからなくなっているのが現状と思う」
イデオロギー先行で奇を衒った内容ではなく、地味なあまりに地味な、それだけに正攻法の実証史学を期待したいところです(まあ、気候変動とかはサヨクっぽいアレかもしれませんが💧 そこは読んでみないとニュアンスもわかりませんかね)
母の入院からの流れで忙殺されている今日この頃、当方は本などまたいつゆっくり読めるかわからないくらいの現状ですが💧
それこそ介護疲れになったりしないように、息抜き用の趣味方面のアンテナも、さび付かせないようにしておきたいところではあります。さすがに気が早いか💦


然ですが、楽天にも出品は以下略
「荘園 中公新書」の検索結果:楽天
など、チェックしてみてください。
ブックスのレビューはまだですが、「ブクログのレビュー」なら、いくつか表示されていたりもするようです?

いろいろ含めて、健闘を祈ります。


品詳細はこちら→荘園-墾田永年私財法から応仁の乱まで (中公新書 2662) 新書 – 2021/9/17
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ラベル:伊藤俊一 読書
posted by 蘇芳 at 22:41| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする