2021年11月03日

【動画】青年部「あさなぎ」創部15周年記念講演会②~「先祖の英霊について」~


Youtube靖國神社崇敬奉賛会 公式チャンネル (Yasukuni Jinja sukeihousankai )から。


動画概要:
2021/11/02
令和3年8月8日(日)
靖國神社崇敬奉賛会青年部「あさなぎ」創部15周年記念講演会「正しく学ぼう靖國神社」を開催致しました。
今回の講演会は
①「靖國神社の歴史」
②「先祖の英霊について」
③「英霊や先祖の軍歴の調べ方について」
④「青年部あさなぎの紹介」
以上の4部構成となっております。

従来青年部では先の大戦に従軍された戦友の方を招いての勉強会等を催してきましたが、今回は部員自身による講演会を行う事で、改めて靖國神社の歴史や英霊の御事績を学び、靖國神社と慰霊顕彰の意義を広く発信する事を目的としました。

靖国神社というのは、政治的に語られることばかり多いですが、私たちの血のつながった「先祖」が祀られているという、そのことの意味は、神道の伝統のなかで、位置づけられなければならないようにも思います。

ただ、戦後の個人主義教育のためなのかどうなのか、わかりませんが……
そもそも私たち日本人一人一人の中から、先祖、祖先、祖霊といった観念が薄れていはしないか?

柳田国男は、名著「先祖の話(https://amzn.to/3mGQ8wR)」を東京大空襲の当時に書いたとか、昭和16年に理系学生向けに行った講義がもとになっているのが「日本の祭(https://amzn.to/3BGn50C)」であるとか……耳にします。
柳田が抱いていた、敗戦からはじまる伝統喪失への危機感は、決して、絵空事ではなかったのかもしれません。

祖霊が同時に英霊でもある靖国神社や護国神社は、そうした日本古来の霊魂観を呼び覚まし、考え直す契機にもなりうるような気がします。
当方自身、祖父の兄弟が大東亜戦争で散華したと知って、靖国神社や地元の護国神社が(祀っていただいているのか確認はできていませんが)、身近に感じられるようにもなりました。

柳田の懸念は当たっていたかもしれませんが、まだ完全にすべてが失われ切ったわけではない、ギリギリまだ間に合う、取り戻さなければならない、とも、思うのです。

であれば、それは、単立の宗教法人としての靖国神社自身が、その教学をどのように深化させていくのか、という……そういったこととも、あるいは、かかわってくる問題かもしれません?
そういう意味でも、靖国神社が、あまりに政治的な雑音にわずらわされすぎている現状は、憂うべきものなのかもしれません。
(※「靖國神社宮司、退任始末 https://amzn.to/3bE3Rhz」所収「資料E「神社新報」論説」など参照してみていただければ…と)

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ラベル:靖国神社 神道
posted by 蘇芳 at 11:19|  L 靖国神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする