2021年09月14日

【読書】桃崎有一郎「「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都」(文春新書)

姉妹ブログからコピペ。




れもいま読んでる本。2021.9.14現在、2章まで読了。
「京都」だの「天下」だの、言葉の「定義」は大げさすぎる気もしますが、要は院政(と武士、特に平家)の歴史と思えば面白く読めそうです?
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「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都 (文春新書) 新書 – 2020/3/19

平安京と京都は違う。

「不思議に思われるかもしれないが、
次のようにいえば納得して頂けると思う。
京都で訪れた観光地の数々を思い出して頂きたい。
神社仏閣なら、清水寺・金閣寺・銀閣寺・上賀茂神社・下鴨神社・知恩院・三十三間堂・北野天満宮・平等院鳳凰堂、風情のある繁華街なら、祇園、先斗町、鴨川の河川敷、嵐山なども観光名所だろう」
「京都は、平安京の外に広がる、新しい開発地を含めた都市だ。それが今や主客転倒して、
平安京の外の方が〈我々こそ伝統的な「都」です〉という顔をしている」

「平安京らしさといえば、誰もが歴史の授業で習った“碁盤の目”の
土地区画(同じ大きさの正方形の集まり)だが、
思い出して頂きたい。右に挙げた観光地を歩いた時、
道路や土地の区画がちっとも“碁盤の目”状でなかったことを。
“京都らしい”観光地は、全く平安京らしくないのだ」


――はじめにより抜粋


平安京が「京都」に転生するために武士の力が必要だった!?

「京都」を舞台に行われた権力闘争と土地開発の歴史を
気鋭の歴史学者が、大胆に描く。


主な内容

・川を拠点にした強盗集団に狙われ続けた平安京
・平安京には寺を作ってはいけないルールがあった
・廷臣の家を次々よ移り住む天皇
・貴族も庶民も楽しんだ「晒し首」パレード
・鳥羽離宮造営の衝撃
・勝手に戦争をして顰蹙を買った源氏
・武装した宗教団体が南北から都に迫る
・都のど真ん中で起こった殺し合い「保元の乱と平治の乱」
・京都駅周辺を開発したのは平家だった
・平清盛の出世が「京都」に新しい街を造らせた 他


各地域の歴史地図を多数収録。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
桃崎/有一郎
1978年、東京都生まれ。歴史学者。高千穂大学商学部教授。2001年、慶應義塾大学文学部卒業。2007年、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。古代、中世の礼制度や法制度、政治などを研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2020/3/19)
発売日 ‏ : ‎ 2020/3/19
言語 ‏ : ‎ 日本語
新書 ‏ : ‎ 287ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4166612573
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166612574


スタマーレビュー
5つ星のうち4.2
35 件のグローバル評価
星5つ…41%
星4つ…40%
星3つ…19%
それ以下は0%
大好評。今のところ低評価皆無。
☆3は1件あるといえば言えなくもありませんが、
「すぐに読めて便利」とのレビュー:Amazon
内容的には目を通す価値もないでしょう。
レビューの無い「投票のみ」の数(6件)だけ軽く把握してスルー。
「レビュー」は事実上、高評価しかないと言ってよさそうです。


ので当然ですが、
「親房の「武士は朝敵なり」の言葉の意味がわかりました。」とのレビュー:Amazon
「話のメインは9世紀から12世紀に京都を中心とした権力闘争の中で天皇&摂関→上皇→武士と主導権が移っていく話です。」とのレビュー:Amazon
「副題の「武士が造った戦乱の都」というのが一番本書の内容を表していると思いました。」とのレビュー:Amazon
「最大のキーパソンは3人!」とのレビュー:Amazon
「駆け足で習う学校の歴史とは異なり、権力闘争と土地開発の歴史は読み応えがあります」とのレビュー:Amazon
などなど、大好評。
減点ポイントとしては、
表題と中身の齟齬が大いに気になる。
というのがありますが、では、実際の内容はどんなものか。肝心なのはそこでしょう。
それについてもレビュアーはしっかり書いてくれていますので、
話のメインは9世紀から12世紀に京都を中心とした権力闘争の中で天皇&摂関→上皇→武士と主導権が移っていく話です。
という……そこに興味を持てるかどうか、「参考」にしやすいかと。
ちなみに当方は、たかが京都一都市についてだけならわざわざ読みませんが、そーゆー内容なら、と大いに参考にさせていただいたレビューです。
同様に、
「副題の「武士が造った戦乱の都」というのが一番本書の内容を表していると思いました。」とのレビュー:Amazon
も参考になるというか、さらに詳しく、本書の内容を紹介してくれているでしょうか。
合わせて目を通してみていただければ……と。


とは……
当方はまだそこまでたどり着いていませんが、
 次に院政の経済力についてですが、私は神社領知制のことを調べているうちに多くの神領が八条院に関係のあるお寺に寄進されていることを見つけました。その八条院がいかに院政で力を持っていたかもよく分かりとても役に立ちました。
という「八条院」といえば、こちらでもかなり重要な存在として登場していましたから、そのあたりの照応も楽しめそうです?
保元物語・平治物語・平家物語、と、軍記物≒フィクションで形成されたイメージが強い時代。そのうえ、そもそもその時代にたどり着く前史は、となると、なかなか、素人にはどこから手を付けていいやらわかりにくく。もっというなら、平安時代≒摂関政治と、鎌倉幕府≒武家政治という、そのはざまにあった平氏政権や院政それ自体が、はたしてナンボのものだったのか、当方などの理解はわりと漠然としているわけで……すべて鵜呑みにできるわけではないでしょうが、そのあたりの空白を埋めて、知的な刺激を与えてくれるものと、期待したい一冊ではあります。
歴史好きの方は、何でしたらチェックしてみていただくのもよろしいかと。


然ながら楽天にも出品はあるでしょう。
「「京都」の誕生」の検索結果:楽天
などなど、チェックしてみていただければ、と。
ブクログが大半ですが(ブックスは1件?)、レビューもいくつかあるようですしね。

健闘を祈ります。




品詳細はこちら→「京都」の誕生 武士が造った戦乱の都 (文春新書) 新書 – 2020/3/19
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posted by 蘇芳 at 01:06| 平安時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする