Youtube チャンネルくらら から。
動画概要:
2021/07/17
0:00 元国防長官ラムズフェルド氏死去
1:54 元陸軍参謀総長シンセキ氏の2003年上院軍事委員会での発言「数十万の占領軍が必要」
3:13 1983年12月ラムズフェルド、イラン・イラク戦争当時のイラクを訪問
3:36 1999年3月NATOコソボ攻撃
4:41 2001年6月 ニューヨーク・タイムズ「減税と政治的転換がブッシュの軍事計画を脅かす」
6:44 ラムズフェルドの参謀、ネットアセスメント局長アンドリュー・マーシャル
7:47 伊藤さんにキーティング中将からのスパイ指令?!
9:47 Two-major-theater war
2大大地域緊急時対応戦略とは?
11:07 ネットワーク中心の戦い(NCW)コンセプトを創案したセブロウスキー海軍N6部長
14:47 NCWの全面実用化は2030年目標
18:34 米軍の国防費推移の裏の事情
20:18 2004年度~日本はミサイル防衛導入開始
何やかやいろいろ言うてますが。
テロとのナンチャラ言っていた当時の米国の「敵」はチャイナではなかったという、その一点が、個人的には、目を引いた動画でした。
ラムズフェルド個人がどうこうではなく、内外の政治力学で短期的に大きく”ブレ”る、米国という「同盟国」とどう付き合い、どう利用するのか。
そこを意識すべきような気がしないでもありません。
チャイナの脅威にまだまだまだまだサッパリ気づいていなかったという意味ではブッシュ~オバマの功罪の「罪」の部分は無視しようもありませんが。
この「イラク戦争」の、せいで/ために/おかげで、日本の自衛隊・安全保障政策に大きな転換を志向するインパクトが生じたことも、事実だったような気はしないこともなく。
それがトランプ時代のさらなる米国の”ブレ”に対応するうえで有利に働いた面も……あったのかどうなのか?
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ラムズフェルド―イラク戦争の国防長官
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