2021年02月24日

【動画】【海上保安庁】海上保安制度70年の歩み


海上保安庁 から。


動画概要:
2018/06/15
昭和23年5月1日に海上保安庁法が施行され、平成30年5月で海上保安制度創設70周年を迎えました。この70年の間に海上保安庁の役割は飛躍的に拡大し、組織、船艇・航空機等の勢力も大きく変遷してきました。
昨今の我が国周辺海域を取り巻く情勢は、一層厳しさを増しており、このような状況に適切に対応していくため、平成28年12月に「海上保安体制強化に関する方針」が決定され、本方針に沿って体制強化が進められています。
また、平成29年は、世界で初めてとなる「世界海上保安機関長官級会合」が日本で開催され、地域の枠を越えて世界を主導する出発の年となりました。
今後も、70年の伝統を礎に、国民の皆様の安全・安心を守り抜くため、海上保安業務に邁進してまいります。

字幕が小さくて読みにくいですが……
適宜拡大なり全画面表示なりしてください。

自衛隊創設の経緯はあるていど知られていますし、こちらなど読み返してもよいですが。
内務官僚・警察官僚主導で、旧陸軍の影響が抑えられ、それが制服組・背広組の確執、文民ならぬ文官統制の原因にもなったという陸自に対して、海自のほうは、旧海軍軍人が組織的に創設に動き、しかも米海軍と連携を保っていたこと、結果、旧軍の伝統を色濃く受け継ぐことになったことなどは、アーレイ・バークをはじめとする米海軍側との”友情”の美談とともに、知っている人は知っている……というところでしょうか。

それに対して、海保の創設経緯というのはわりと曖昧というか、注目されてにくい気もしますが。
考えてみれば、ン十年を経て有名になりつつある朝鮮戦争での機雷掃海など、海自というより海保の仕事ですし、それはつまり、旧海軍軍人の仕事でもあり……
専門性の高い海の仕事。船から人から、海自だけでなく海保もまた、やはり、旧海軍の伝統を受け継いでいるのかもしれません?
(それとも、保安庁の新設とともに、その伝統も海自のほうへ移って、残された海保にはあまり残らなかったのか???)

ともあれ、朝鮮戦争はもちろん、「対馬」への不法入国、李承晩ライン≒竹島侵略、など、その草創期の歴史には、”あの”国への様々な対処が大きな比重を占めていることが、この動画を通して、感じ取れるのではないでしょうか。
その歴史を知らない、ということは、大変に危ういことのように思います。
(この動画が李承晩ラインには触れながら竹島にはほぼ言及していないことなども、その危うさの一部のようにも思えなくはありません?)

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posted by 蘇芳 at 15:21| 海上保安庁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする