2021年01月21日

【動画】このままで日本の空は守れるのか?【CGS 織田邦男 日本の安保 第23回】


ChGrandStrategy から。


動画概要:
2020/12/09
「じっくり学ぼう!日本の安全保障」。講師は国家戦略研究所所長で元空将の織田邦男さんです!
今回は日本の領空について考えます。
前回までに中国の海と空の戦略を数々見てきました。一方、我々日本の空は大丈夫なのか?守れるのか?を学びます。
複雑に入り組んだルール、織田さんは言います。「法律を変えるべき」だと…。
防衛省・自衛隊:令和2年版防衛白書 > ➋ わが国の主権を侵害する行為に対する措置図表III-1-1-3 冷戦期以降の緊急発進実施回数とその内訳

「防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか https://amzn.to/3oWNXE9」の序章に次の一節があり、深く同感する次第です。
シビリアンがミリタリーの世界を知らなければ、有効な活用などできません。有効な活用ができなければ当然、国家の安全は損なわれてしまいます。
 であるならば、日本の安全保障や軍事に関して、偏りのないバランスのとれた考え方を日本国民が持つことは、日本の平和と安全を守るうえで何よりも重要なのではないかと思われるのです。
しかし、その「シビリアン」の不作為が、当然やっておかなければならなかったはずの議論を何十年も停滞させつづけてきたことが、「自衛隊史: 防衛政策の七〇年 https://amzn.to/2XXQ3rt」など読むとよくわかります。

動画ではトルコ空軍の話が出てきましたが……
トルコといえば、イラン・イラク戦争当時の、トルコ航空の「美談」を思い出します。
あれは確かに「美談」ですが、日本側からすれば、自国民を自国の手で救出することができないという、日本の「恥」です。
にもかかわらず、以来ン十年。そうした海外在留邦人の救出という問題があらためて国政上で議論の俎上に上ったのは、ようやく、第二次安倍政権になってからだったとか。
よくやったといえば言えますし、安倍政権の功罪の功の一つではあるでしょう。しかしそれさえも、本来は、40年遅れの議論にすぎないということを……国民自身がもう少し深刻に受け止めたほうがよいのかもしれません。

なお、現行法制で自衛隊に何ができて何ができないのか?、という問題については、法改正のたびに情報をアップデートする必要があると思いますが。
2020.10に、一般向けに「ここまでできる自衛隊 国際法・憲法・自衛隊法ではこうなっている https://amzn.to/2XXzjQO」という本が出たようで、当方もまだ未入手ですが、ページサンプルやレビューの感触は悪くなさそうです?

最後にもう一度、「防衛大学校で、戦争と安全保障をどう学んだか https://amzn.to/3oWNXE9」から、来賓の言葉を引用。
「本当の平和主義とにせの平和主義との違いは、自国の国の主権と独立を守ることにより、国債の平和と安全に責任を果すか否かに存している。そういう責任感に裏打ちされない”平和主義”は、主観的意図が善良か邪悪かにかかわりなく、直接および間接侵略の危険を招き、自国の安全と世界の平和を破壊する」


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