2020年09月17日

【動画】天皇陛下が稲刈り(2020年9月15日)


テレ東NEWSから。


動画概要:
2020/09/15
皇居ではきょう天皇陛下が自ら植えた稲を収穫される「お稲刈り」が行われました。
強い日差しの中長靴をはいた天皇陛下は5月に田植えをしたもち米とうるち米の株を1株2回ほどに分けて少しずつ丁寧に刈り取っていかれました。
刈り取ったコメは新嘗祭などの宮中祭祀などに使われます。
天皇陛下が自ら種をまき田植えをした稲を刈り取られるのは初めてです。
皇居はきょう強い日差しでミンミンゼミやつくつくほうしが鳴くなど秋というよりはまだ夏色が残っていました。

ワタクシゴトですが、当方、上皇后陛下の次の御歌が大好きです。
日本列島 田ごとの早苗 そよぐらむ 今日わが君も み田にいでます
上皇后陛下の「わが君」ですから、当然、上皇陛下≒当時の天皇陛下のことをお詠みになっているわけですが。
その天皇陛下が田んぼにおでましになって農作業をなさっている。
ここまではいいでしょう。
皇室に多少なりとも関心のあるまともな日本人にとってはそのありがたさも含めて常識です。

しかし、この御歌の凄さはそれだけではありません。
この御歌の本当のすごさは、「も」という一語にあると思います。

わが君「は」ではなく、わが君「も」というのですから、天皇陛下はお一人ではない。

では、誰とご一緒なのかというと、「日本列島 田ごとの早苗」というのですから、単に物理的にお共している皇族方や宮内庁や内廷の職員だけの話ではない(園遊会に招かれるような貴顕紳士の類でもない)。

「日本列島」津々浦々の田んぼで野良仕事をしているすべての国民(もっというならそんじょそこらの農家のオッチャンオバチャンの類)とご一緒に、陛下「」という……
これはそういうスケールの大きな「も」であり、この御歌はいわゆる「君民共治」の国柄そのものを端的に言い表した、麗しい一首ではないかと思うのです。

思うのですが……

しかし、皇室からのこうした思し召しを受け止めるだけの感性や、その土台となる基礎知識が、国民の側に、はたして、どれほど…………
まあ、当方ごときがとやかくいうことでもありませんか。
わかる人だけわかってください。

天皇弥栄。

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posted by 蘇芳 at 02:44| 皇室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする