2020年05月26日

【動画】天皇陛下が田植え


天皇弥栄。何はさておきこの伝統を今上陛下がしっかりお受け継ぎになったことをお慶び申し上げる次第です。。
テレ東NEWSから。


動画概要:
2020/05/24
天皇陛下はきょう皇居内にある水田で田植えをされました。
これは「お田植え」と呼ばれる毎年恒例の行事です。
先月陛下が種まきをして育て30センチほどになったうるち米ともち米の苗を手際よく植えられていました。
お田植えは先週の予定でしたが雨で今週に延期されていました。
稲刈りは秋に予定されていて収穫されたコメは新嘗祭など宮中祭祀に使われる予定です。
お田植えは日本の農業振興などを目的に昭和天皇が始められ上皇さまも大切になされてきました。
天皇陛下が自ら育てた苗を植えるのは初めてです。

昭和天皇が「農民の苦労を知るため」と仰せになったという話は有名ですが。
真意がたったそれだけだったわけがあるかというか。
「農民」に思いをお寄せになるだけであれば、大根でもニンジンでも白菜でも何でもいいわけです。
なぜ、米、なのか。
マスコミに期待するのも無駄ではあるかもしれませんが、せめて心ある国民は、毎年のこの機会に、皇室と米、祭祀と米、日本文化と米、などなど、もう少し深掘りしてもよい気がします。

日本人ならせめて斎庭の稲穂の神勅くらいは知っておきましょうというところ?
吾が高天原に所御す斎庭の穂を以て、亦吾が児に御せまつるべし。
もちろん、天壌無窮の神勅や宝鏡奉斎の神勅は基本です。
(以上「三大神勅」は天照大神から瓊瓊杵尊にくだされた神勅ですが。臣下の天児屋命(中臣氏の祖神)と太玉命(忌部氏の祖神)にくだされた侍殿防護の神勅&神籬磐境の神勅もありますので、知っておいてもよろしいかと。中臣≒藤原が力を持つようになってから作られたのかもしれませんが、その力の根拠を皇室の祖神に求めていることが重要かと)

さらにいうと、皇女・豊鍬入姫をして、神器・八咫鏡を大和笠縫村に祀らしめ、やがて次の世代に伊勢神宮の創建へとつながる端緒をお開きになった第十代崇神天皇には、
六十二年秋七月、乙卯朔丙辰、詔して曰く、農は天下の大なる本なり。民の恃みて以て生くる所なり。今河内狭山の埴田水少し。是を以て其の国の百姓農事に怠れり。其れ多に池溝を開りて、以て民の業を寛めよ。冬十月、依網池を造る。
という有名な詔勅が伝えられていますし、さらにいうなら、同じ崇神天皇が再建に尽力された大神神社は、酒造の神としての性格も持っていて、やはり米ともかかわっています。
此の神酒は 我が神酒ならず 日本成す 大物主の 釀みし神酒 幾久 幾久
味酒 三輪の殿の 朝門にも 出でて行かな 三輪の殿門を
味酒 三輪の殿の 朝門にも 押し開かね 三輪の殿門を

「農は国の本なり」といういわゆる農本思想の日本における元祖は皇室であって、それは祭祀・神事と不可分のものでもあった云々、と……
陛下の御田植を「農業振興」と決まり文句で片づける、それも嘘ではありませんが。しかしその「農業」の背景にも、それだけの歴史や伝統があるのだと……せめてそれくらいの連想はしてみたいものではないでしょうか?
JAグループ:中家徹のピンチをチャンスに! 第32回 皇室行事に見る、農は国の基

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天皇は「元首」である
天皇がいるから日本は一番幸せな国なのです
日本料理と天皇
神様が宿る御神酒
コメと日本人と伊勢神宮
天皇の祈りはなぜ簡略化されたか
ラベル:天皇
posted by 蘇芳 at 01:42| 皇室 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする