ChGrandStrategy から。
動画概要:
2020/02/19 に公開
今回は西洋列強と対等につきあえる独立国をめざした明治時代、そのことを確認した上で、リーダーの一人として何をすべきかを考え、政府がやるべきことを考える授業です!
小学生の様々な意見をご紹介しました。子供のほうが大人より分かっているのかも…。
動画ではさらっと「西郷や大久保が~」と言ってますが。
その二人の決裂が明らかになったのも明治時代だったのではないでしょうか。
西南戦争は自由民権運動のスタートとパラレルだったりもするわけで。
神谷さんも、イノベーションサミットだの政党DIYだの本気でやるなら、明治の人はエラカッタ的な雑駁な言い方からは、もう一歩踏み込んでほしい気もしないでもありません。
(そういうエライ明治の人の実態はある意味”江戸の人”で、明治時代はエリートの教育に失敗している気もしますし。日本が官僚制社会主義?みたいになっていった根源のような気もしないでもない。税金を安くするのが政治だ、と「遺訓」で言いきった西郷さんのほうが政府よりよっぽどイノベーションサミット的ではないかというか何というか。中央集権で富国強兵~って、政党DIY的な「小さな政府」の主張とどう整合するのかしら。リバタリアニズム的に最後の最後に残る政府の仕事が安全保障ではあるのかもしれんですが。ついでに言うと、当ブログでは何度も指摘していますが、維新の志士の歴史観に影響を与えた頼山陽は聖徳太子を思いっきり批判してたりもしますしね。。)
まあ、当方ごときがツッコマなくても神谷さんはちゃんと考えてるんでしょうし、そもそもこの動画自体はあくまで”小学生”向けの授業の紹介ですから、これはこれでよいのでしょうけどね。。
西郷も大久保も、本来、目指すべき理想は同じだったはずで、その理想を現行政府が裏切っているというのが西郷の異議申し立てだとすれば、方法論の対立以前に、原点としての「理想」をちゃんと把握しておく必要はあるでしょうから。
書生論みたいなことは言いたくないですが、そうした「理想」も「常識」も「正気」も失っているのが、現代の政治ごっこかもしれませんしね。。
外務省滝崎成樹アジア大洋州局長が中国外務省当局者と北京で会談し、4月の習近平国賓来日について「予定通り準備を進める事を確認した」そうだ。中国公船が尖閣で繰り返している領海侵入についても意見交換したとの事だが、それでも国賓来日が「予定通り」とはおかしくないか。https://t.co/ObFpSQIFcZ
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) 2020年2月20日

とりあえず音楽の授業では五箇条の御誓文の歌でも教えればいいと思うです(錯乱)
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ラベル:明治時代 「CGS 斎藤武夫 歴史の授業」