2020年01月15日

【動画】ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~ #10「後白河法皇と源頼朝の陰謀」の巻【FMとやま】


FMとやま から。


動画概要:
2020/01/13 に公開
FMとやま「ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~」
#10 後白河法皇と源頼朝の陰謀 2020年1月14日放送 牧内直哉
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今回のラジオ紙芝居に関する解説はこちらからお聴きください
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/podcast_49.html

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■番組ホームページ
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_73.html
■番組ブログ
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/kisoyoshinaka/

概要内のリンク先で聴ける解説音声で、義仲にきせられた汚名について、偽旗作戦的な謀略を含む説明がされていたのが、何というか、どこの大東亜戦争だという感じでした。
こちらではありませんが、今でも孫子が役に立つというように、プロパガンダの手口というのは(そしてカウンタープロパガンダの論法というのも)、精緻化・複雑化・高度化・大規模化・高速化したとはいえ、本質的には今も昔も変わらないのかもしれません。
せっかく世界最長不倒の歴史をもつ王朝なのですから、そうした方面についても、その挿話の豊かさに学ぶべきかもしれませんね。

一方、本編動画ではそろそろ後白河院や頼朝が登場してきたようで。
平家方のプロパガンダがあるなら、この動画自体は義仲方のプロパガンダかもしれませんからw、多少は割り引いてもよいかもしれませんが……
後白河院という方の行動が、いろいろ事態をヤヤコシクしたことは、事実ではあるかもしれません。
義仲はもちろん、後には義経などもメーワクしますし……武将だけではない。ご兄弟の崇徳天皇が「日本最大の怨霊」となられたのも後白河院にその責任の一半はあったとかなかったとか。。
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上皇ともあろう方がそうした場当たり的な対応で混乱を助長されるということ。換言すれば、それだけ、朝廷が事態収拾の当事者能力を失っていたということかもしれず。公家が没落し武家が台頭する、いかにも時代の変わり目というべきでしょうか。

そしてその変わり目というものは、同時に、祇園精舎の鐘の声。
解説動画で言われている、悲劇の中でこそ見える義仲の魅力といい、いろいろな意味で「敗者の日本史」な時代なのかもしれません。
現実の政治・外交をそんな「エレガント」なノリでやられてはたまりませんが……
日本人の大衆的な「こころ」としては、敗者へ寄せる目線にこそ、大きな意味があることは、やはり、確かでしょうか?

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