2019年12月07日

【動画】[京都二十四節気] 大雪


N.a. から。


動画概要:
2013/01/30 に公開
◆大雪(たいせつ)
雪が激しく降り始める頃
新暦12月7日~21日頃


冬ごもり ~大雪の自然~
12月中旬頃は、七十二候で「熊蟄穴(くまあなにこもる)」時季。
本格的な冬が到来すると、熊は体力の消耗を避けるため、穴の中で冬ごもりをします。熊だけではありません。他の動物や植物、そして人間も、活動をやめたり、それぞれの場所にこもるようになります。その姿は時が止まったかのようですが、木々は冬枯れの中でも花芽をつけ、動物も活動のエネルギーをため込んでいます。
万葉集で「冬ごもり」が春の枕詞になっているのは、寒さに耐え、春にそなえる生き物の姿が、待ち遠しい春のぬくもりを感じさせたのではないかといわれます。

正月事始め ~大雪の生活~
現代では、年末ぎりぎりに慌ててお正月準備を始める人も多いようですが、昔は12月13日から取りかかるのが慣わしでした。
お正月は、新年の神様・年神様が降りてきて、五穀豊穣や幸運をもたらして下さる大切な日。年神様をお迎えする準備「正月事始め」は、余裕を持って早めに始められていたのです。年末の大掃除「すす払い」を始めるのも、この日。家を清め、年神様をお迎えする大事な行事とされていました。
京都には、今も13日から正月支度を始める慣わしが残っています。花街では、鏡餅を持って目上の人への挨拶まわりも行われます。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年12月)

13日から云々って、聞いたこともない京都人ですが。。
古いしきたり・生活文化というものはこうしてどんどん失われていくのでしょうか。
せめて民族の消滅だけは食い止めたいところですが。。
さて?


何か話があらぬ方向へズレましたが……
わりと何となく視聴し始めたこの動画シリーズも23本目。
まもなく1年ですな。。
元号が変わり、御代替わりの儀式も一通り終わって、いよいよ本格的に令和が始まる来年。
日本が少しでも良い方向へ向かうことを、日本が日本でありつづけることができることを……願うばかりです。

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posted by 蘇芳 at 01:06|  L 「京都二十四節気」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする