2019年11月08日

【動画】[京都二十四節気] 立冬


N.a. から。


動画概要:
2013/01/30 に公開
◆立冬(りっとう)
初めて冬の気配が現われてくる頃
新暦11月8日~22日頃


小春日和 ~立冬の自然~
晩秋から初冬にかけ、時折、暖かく穏やかな日があります。移動性高気圧におおわれたような気圧配置の時にこのような天気となり、春の陽気に似ていることから、「小春日和」と呼ばれるようになりました。「小春」は旧歴10月の別称で、冬の季語にもなっています。
この頃、よく行われる「日向ぼっこ」は、「日向ぼこり」という言葉が変化したもの。「ぼこり」は、暖かくほっとするという意味の「ほっこり」に通じると考えられています。ただし、「ほっこり」は、京ことばでは「疲れた」という意味で、標準語とは異なる使い方をします。

七五三 ~立冬の生活~
子どもの健やかな成長を祝うため、子どもに晴れ着を着せて神社に詣でる習わしで、武家社会の「髪置(かみおき)」「袴着(はかまぎ)」「帯解(おびとき)」の儀式に由来しています。昔は幼児の死亡率が高く、「七つ
までは神のうち」、七歳になって初めて人間の世界に参加すると考えられていました。七五三は、七歳まで無事に生きてきた子どもの成長を氏神に見せて、感謝する意
味もあったとされています。11月は秋の実りを神様に感謝する大切な月だったことから、収穫の感謝とあわせ、この時期に行われるようになったといわれています。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年11月)

この時期に神社にお参りすると、七五三関連ののぼりやら看板やら、見かけることがありますね。
そういうしきたりが今後もずっと生き続けることを願ってやみません。

それは、単なるノスタルジーや情緒の問題としてだけ言うのではなく、何といっても、子どもは未来ですし。。
こちらで語られていたように、国防をサボったツケは次の世代に回っていくわけで……
このうえ愚劣な戦後政治をダラダラとやりつづけていては、今年七五三を迎える子どもたちが大人になるころには、いったい、この国はどんな悲惨な未来を迎えているのかと、つい考えたりもしてしまうわけです。

この動画シリーズの記事ではいつものことながら、今回も何やら話が無理やりなことになっているかもしれませんが……
しかし、神社といえば靖国神社や護国神社も神社なわけで。七五三をそれらの神社でやることも普通にできます。
靖國神社:参拝のご案内|正式参拝 祈願参拝|3人生儀礼の参拝について
それら御祭神が命をかけた理由の一半は、子どもという名の未来を守ることでもあったのではなかったかと。当ブログ的にはそんなことも連想するわけです。

そういえば、当ブログに格納してあるかどうかは忘れましたが、奥山真司さんの動画のどれかで「子ども好きでないやつは愛国者じゃない」的なエドワード・ルトワックの発言が紹介されていたような気もします。
洋の東西問わず、愛国とはそういうことであって……
致知出版社 公式サイト:下村博文氏(衆議院議員) 追悼 渡部昇一
その時に渡部先生は、「民主主義には横の民主主義と縦の民主主義がある」と発言されました。横の民主主義とは同時代におけるまさに民主主義であり、縦の民主主義とは、社会は我々生きている者だけではなく、過去の営々たる先人たちの営みの足跡であるし、また未来は私たちの子や孫たち子孫のものでもある。
戦後日本の堕落の背景には、そうした過去と未来への顧慮を見失った刹那主義の病理が潜んでいるような気もしないではありません。

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posted by 蘇芳 at 01:42|  L 「京都二十四節気」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする