2019年10月09日

【動画】ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~ #7「勝利を呼ぶ鳩」の巻【FMとやま】


FMとやま から。


動画概要:
2019/10/08 に公開
FMとやま「ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~」
#7 勝利を呼ぶ鳩 2019年10月10日放送 牧内直哉
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今回のラジオ紙芝居に関する解説はこちらからお聴きください
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/podcast_49.html

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■番組ホームページ
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_73.html
■番組ブログ
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/kisoyoshinaka/

ようやく物語が第一回に追いついたようで。。
Wikipedia:倶利伽羅峠の戦い
今回は、さらにその後、「手取川」の地名由来譚も語られていますが……
こういうのはたいてい後からのコジツケだったりもしますし、史実性については、さて、どうなのでしょうね?

史実性に疑問符がつくといえば、白鳩の吉兆はもちろん、そもそも倶利伽羅峠の「火牛の計」についても、本当に実際にそんな詭計を実行したのか、実行したところで本当に通用するのか、など、疑いだせばキリがありません。
そういう意味では、今回はいつにも増して「物語」色の強い動画だったと言えるかもしれません。
同時に、「物語」だからこそ、無味乾燥な史実以上に、人口に膾炙し、愛され、語り継がれてきたとも言えるかもしれません。

つまるところ、平家物語や太平記などの「歴史語り」を見るときは、単なる真/偽の二者択一ではなく、両者の関係(いかに史実が変形されて物語として昇華されたか)を含めて、考えたり味わったりすべきものなのかもしれませんね。。


ところでこの「手取川」ですが……

義仲の時代からはるか未来の戦国時代、上杉謙信と織田信長との合戦の舞台になった場所でもあるようで。
Wikipedia:手取川の戦い
信長が大敗したためか、信長ネタの映画やドラマではわりとスルーされがちな合戦であって、(そもそも同時代の「信長公記」あたりからして本合戦は記述されていないとか)、手取川の地名も同じ「川」とはいっても姉川などのそれとは知名度において雲泥の差かもしれませんが……
同じ手取川の周辺が、複数回歴史の舞台になったということは、やはり、この地域、東国に覇を唱え、京に上ろうとする武将にとっては、平安・鎌倉の昔から戦国時代まで、変わらず相応の軍事的価値を持ち続けてもいたのでしょうか?
その価値とは何か。そんなことも、少し立ち止まって、考えてみてもよいかもしれませんね。
(まあ、ルビコン川なり宇治川なり、元より戦争において「川」という地形が独特の意味を持つのは、当然ではあるでしょうが、おおむね軍事オンチの平和ボケ日本人。あらためて訊かれても答えに窮する人のほうが多いかもしれませんし)

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