2019年10月04日

【動画】勝利をもたらすインテリジェンス~ジャイアント・キリングをもたらす方法論 日本人だけが知らないインテリジェンス 柏原竜一 海上知明 秋吉聡子


チャンネルくらら から。


動画概要:
2019/10/03 に公開
勝利をもたらすインテリジェンスとは ジャイアント・キリングの方法論
参考文献:OODA LOOP(ウーダループ) チェット リチャーズ https://amzn.to/2llw8Tp

1.の「相互信頼」ですか。引用されているボイド自身の言葉が、あくまで「現場」の部隊運用レベルの話のようで……イスラエルの昇進の例にせよ、何なら皇軍の現場力を思いだしてもよいですが、現場レベルでは比較的達成しやすい話のような気はします。(同じ釜の飯を云々のそれこそ「皮膚感覚」が通用するレベルですしね)

しかしより困難な問題は、(冒頭でオバマの例が挙げられていますが)、現場組織自体よりもむしろ、現場組織と上層組織の「間」の関係のような気もします(そのあたりの区別が動画ではややゴッチャになっている気がしなくもない)。
日本にも大本営やら軍令部やら、まあ、上のほうが相当にアレだったという話がありまして……こちらのレベルになると、今も昔も失敗例に事欠かない気がしないこともなく。そういえば、官僚肌で完璧主義の東條さんなども、まさしく、細かいことまでコントロールしたがる(リーダーとしては問題のある)人だったかもしれませんね。。

つまるところ、一口に「組織」といっても、組織内組織みたいなものができてしまうと(たとえば、軍という組織の中の現場と中央とか制服組と背広組とか)、組織論だけではなく、間組織論とでもいうべきものもまた必要になってくる……のでしょうか?

後半、ノモンハンについても、戦術レベルまでは良かった、と言われていますが……

現場レベルではうまく機能していた組織論が、軍や国家といったより大きなレベルになると、しばしば、途端に上手くいかなくなるのは、なぜか? それは単純な「規模」の問題なのか? あるいはむしろ規模の拡大に伴って何らか「質的」な差異が発生するのか?

現場から上層・中央まで、部隊や部署という名のいくつもの「プチ組織」を束ねて、軍や国家というレベルのより大きな「組織」として統合していかなければ、戦略レベルの勝利はおぼつかないのかもしれませんが……そんな物理的に遠く離れたレベルでも「阿吽の呼吸」や「焦点と方向性」の統一をはかることは、いかにして可能なのか?

考えたところで容易に答えが出るとも思えませんし、下手な考えナントヤラな気もしますが、しかしやはり考えておかなければいざというときに困る問題のような気もするのです。。

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