2019年09月15日

【動画】中高生の日本国際史 中世 対西欧防衛


前記事の流れというか、ついでというか、別の論者の見解も聞いておきます。
まあ、事実は事実なので、誰が語っても同工異曲かもしれませんがw
tkyokinken から。





動画概要:
1)2012/03/01 に公開
大航海時代 西欧のキリシタンを使った侵略、日本への侵入 キリスト教の危険な侵略性

2)2012/03/02 に公開
鎖国政策  欧米の歴史家は賢かったと見ている。

日本が植民地解放に立ち上がったのが20世紀に入ってからだったので、欧米の植民地支配というと近代だけのトピックのように錯覚してしまう向きもあるかもしれませんが……
前回も今回も言われている通り、はるか何百年も前から続いていた話です。

有名なイギリス東インド会社の設立は1600年。つまり徳川幕府開府の3年前。
チャンドラ・ボースが日本と共に戦い、ガンジーがどうのこうのという、英国の植民地支配は、400年以上前に始まり、大東亜「解放」戦争後の独立達成まで、途切れることなく一貫して継続していたわけです。

同様に、オランダ東インド会社の設立は1602年。インドネシアにおける、オランダの植民地支配もまた、元をただせば王国時代のこのあたりに淵源するでしょう。俗に「350年」と言われる所以です。
以後、大東亜戦争による「解放」や、残留日本兵とスカルノやハッタが共闘したスラバヤ戦争まで、歴史は途切れることなく連続しています。

今回の動画ではマゼランの「戦死」についても触れられていましたが、これなどは実に1521年のこと。
1521年当時といえば、日本では、応仁の乱以後、室町幕府の衰退期にあたりながら、有名な戦国武将はまだ出揃っていないくらいの時代。
ちょうど武田信玄の誕生日が大永元年11月3日、西暦・太陽歴に換算すると1521年12月1日にあたるそうです。

以後、スペインによるフィリピン支配は1899年まで続きますが、それはまた米国による植民地支配の始まりにすぎなかったとも言えるでしょう。
その米国の支配を終わらせるにあたって、大きな役割を果たしたのが、大日本帝国ですが、その歴史もまた、元をただせば、室町~戦国時代、武田信玄の誕生日にまで遡れる、一連の流れの中に位置づけることができるわけです。

ちなみにスペインからの「独立」にはホセ・リサール、エミリオ・アギナルド、米国からの独立にはアルテミオ・リカルテ、ホセ・ラウレルなどの英雄の名が知られていますが、四人が四人とも、多かれ少なかれ、日本とのかかわりを持っています。
日米戦争下で直接、日本と共闘したラウレル、リカルテは言うまでもありませんが、そのころには70代になっていたアギナルドも第二共和国の独立記念式典には参加していますし、1896年(明治29年)に殺害されたリサールも自由民権運動の壮士と共に外遊したり、来日したこともあるようですし、日本人女性との交流はある種のロマンスとして語り伝えられたりもしているようです。

ホセ・リサールの殺された、明治29年とは、つまり、日清戦争終結の翌年。
それから10年と経たずに勃発したのが、日露戦争。有色人種でも白人に勝てるのだ、と、日本がアジア諸国民に、いわゆる「希望」をもたらしたという……まさにその希望を胸に戦ったのが、彼らフィリピンの英雄たちでもあったでしょうか。
その彼らが戦った欧米の「植民地支配」が、いったいどれほど凄まじいものだったのか、知っているといないとで、歴史のパースペクティブは相当に変わってくるでしょうし、また、「ネットde真実」な人たちが口にする威勢の良い定型句のいくつかも、もっと生々しく血の通ったものとして感じられるようにもなるのではないでしょうか。。

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posted by 蘇芳 at 01:36| 戦国~織豊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする