2019年08月08日

【動画】[京都二十四節気] 立秋


N.a. から。


動画概要:
2013/01/27 に公開
◆立秋(りっしゅう)
初めて秋の気配が表われてくる頃
新暦8月7日~22日頃


極楽の余り風~立秋の自然~
夏の土用が明けると、暦の上では、いよいよ秋。まだ厳しい残暑が続きますが、時折、昨日とは違う風に、はっとさせられることがあります。
「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風のおとにぞ おどろかれぬる」(古今和歌集)と歌にもあるように、いにしえの人々は、ひそかな風のそよぎの中に秋の気配を感じていました。この西から吹く気持ちよい涼風は、「極楽の余り風」と呼ばれ、都人たちは夏の盛りから敏感に感じ取ってきました。
荒波の人生でも、心を正し、自然に耳を澄ませば、極楽のお裾分けがいただける、ということなのかもしれません。

六道まいり~立秋の暮らし~
京都では、先祖の霊を「お精霊(しょらい)さん」と呼び、お盆になると、「六道まいり」といって、六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)にお迎えにいく習わしがあります。
冥土まで響くという鐘をつき、戒名を記した卒塔婆に槙の葉で水をかけ、その槇を持ち帰ると、お精霊さんが家に帰ると信じられてきました。六道とは、仏教で、生物が生死を繰り返す六つの世界。珍皇寺が六道といわれるのは、平安時代の葬送地・鳥辺野に近かったためで、現世と冥土の境目「六道の辻」とも呼ばれました。
お精霊さんは、「五山の送り火」で、ふたたび冥土へ送られます。

Present by 京福電気鉄道(株)(制作2010年8月)

こちらこちらで見た通り、東京など七月にお盆を迎える一部地方もあるそうですが、京の都では八月です。
フラワーギフトの日比谷花壇:お盆の時期はいつ?新盆(7月盆)と旧盆(8月盆)の地域と違い
これはこれでお寺のお盆と神社のみたままつりと終戦の日が重ねてくるのでせわしないとも言いますが……

まあ、ことさらみたままつり~とか言いたがるのはにわか保守をコジラセた当方みたいな厨二くらいで、大方の京都人は、お盆といえばやはりお寺のイメージでしょうね。ついでに大文字焼きですか。

しかしそもそも西方浄土に成仏するはずの死者が毎年家に帰ってくるとか、本来の仏教的にはオカシイわけで、あれは元々神道だー、と、こじらせついでに言ってみたりもする人もいるかもしれませんが。
さりとて靖國神社や護国神社のみたままつりは戦後にはじまった風習ですし、「お盆だから」という口実でGHQの目をゴマカスためみたいな話でもありますし、日本古来の「神道だー」と言いはるのも違和感がある気もしないでもありません。

結局、あえて言うなら、死んだ人はそんな遠くへ行かずにわりと近くで子孫を見守っていて、折に触れれば帰ってもくる、という「日本」と「日本人」の霊魂観こそが重要なのであって、お寺か神社かというのは、些細な表面的なわりとどーでもいい区別にすぎないのかもしれません。

たまに低能似非保守が、日本は外来の宗教を受け入れるくらい寛容だー、とか的外れなことを言い張って、間接侵略への警戒心を緩めさせようと画策しますが。
実際のところ、日本は、キリストもイスラムも受け入れなかったのはもちろん、厳密な意味では仏教でさえ「受け入れ」てなどいないのかもしれません。

空間的にはるかな浄土や、時間的にはるかな審判ではなく、死者は「いま」「ここ」にいる。ある意味、死者もまた生者とともに生きている。
日本人の信仰において、本当にゆるがせにしてはいけない根本は、こうした古来の土俗の霊魂・祖霊観であって……
条件付き降伏文書調印の9/2でもなく、SF条約調印の9/8でもなく、発効の4/28でもなく、日本人のトラウマがあくまで8/15であるというのも、それが玉音放送の日であることにくわえて、お盆であったことが大きく作用しているのかもしれません。。(七月にお盆を迎える東京とかいう田舎の人にとってはどうなのか、これでは説明がつかない気もしますが💦)
「8/15」の聖なる印象は、メディアによって後付けででっちあげられたものだと主張する向きもないではないようですし、そういう面が全くないとも言いきれないかもしれませんが、そのような「でっちあげ」が容易に可能だったとするのなら、つまるところそれもやはり、それがお盆の日付けだったことによるのかもしれません。

「8/15」は、玉音放送以前から、すでに、潜在的に聖別された日付けだった……?
とすれば、それだけ、お盆という死者の帰ってくる日は、日本人にとって特別なものだったということで……
わが国においては、死者・祖霊とともに生きる、という、この根本観念を見失ったところに、カミもホトケも、そして英霊祭祀も戦没者慰霊も、ありえないのかもしれません。

ならば、戦後という腐った時代の思想的混乱に乗じて、この信仰の根本にさえ攻撃を仕掛けてくる者がもしいるとしたら、それこそ、真に許すべからざる国家・民族の敵というべきでしょうか。。
今日も綾鷹がうまい:靖国分祀・追悼施設設立に関する橋下・足立vs百田・有本のTwitterタッグバトル全文まとめ
NAVER まとめ:【10分で分かる靖国問題】Twitter大バトル(橋下徹+維新勢 vs 百田尚樹・有本香)暴言
総理大臣風情に参拝して「いただく」ために、敵国の言うがまま、靖国の根本を歪めるなど言語道断、本末転倒。三木や中曽根、小泉といったヤカラが御祭神に対してどれほどの非礼を働いたか。心得違いの政治屋など、靖国はむしろ、塩をまいて追い返すべきではないでしょうか。
(陛下の御親拝については、こちらで引用した松平宮司の真意を知るべきかと)

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はじめてふれる日本の二十四節気・七十二候〈3〉秋―菊花開く
二十四節気の京都 観る、知る、食べる、歩く
お盆のはなし
先祖の話 (角川ソフィア文庫)
靖國神社創立150年――英霊と天皇御親拝 (別冊正論)
神やぶれたまはず - 昭和二十年八月十五日正午 (中公文庫)
【永久保存版】CDブック 昭和天皇 玉音放送
posted by 蘇芳 at 01:00|  L 「京都二十四節気」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする