2019年06月06日

【動画】ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~ #2「駒王丸誕生」の巻【FMとやま】


FMとやま から。


動画概要:
2019/05/13 に公開
FMとやま「ラジオ紙芝居~木曾義仲と巴御前の生涯~」
#2 駒王丸誕生の巻 2019年5月14日放送 牧内直哉
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今回のラジオ紙芝居に関する解説はこちらからお聴きください
http://www.fmtoyama.co.jp/contents/podcast_49.html

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■番組ホームページ
http://www.fmtoyama.co.jp/program/program_73.html
■番組ブログ
http://www.fmtoyama.co.jp/blog/kisoyoshinaka/

ということで第二回。
義仲と巴御前の「生涯」と言いながら初回がいきなり倶利伽羅峠だったので、どこの大河のアバンだという感じでしたが……
ようやく今回から主役誕生、「生涯」のスタートですか。

上の概要欄のリンク先の第二回の解説音声にもあるように、義仲の出生、素性というのは、意外とイメージが普及していない気もします。
歴史の授業では、先だっての斎藤氏などもそうだったように、わりとスルーしてもいいくらいに扱いが軽いですし、「平家物語」とか国語の授業だと背景そっちのけで単語の意味だの助動詞の活用だのになりがちですしね。

しかし、前回も書いたように、木曽義仲、以仁王の令旨を受けて真っ先に挙兵した武将ですから、それなりの立場にないとおかしいわけで。
動画にも登場した、父の義賢に至っては、時の東宮・体仁親王(後の近衛天皇)の警護役の長を務めたというほどの由緒正しさ。
もともと源氏が貴種であるという一般論を別にしても、素性・毛並みの良さは相当なもののようで……田舎者としてさんざん愚弄される「平家物語」の義仲のイメージからは、想像もつかないくらい、都との縁故も深い、サラブレッドだったというべきでしょうか。

その近衛天皇が若くして崩御あそばし、後を受けて践祚された後白河天皇の御代に保元の乱が起こり、やがて譲位された後白河院が上皇・法皇・治天の君としてお臨みになったのが、平治の乱~平氏政権~源平合戦、というわけで……歴史にIFはないとはありふれた思考停止の決め台詞ですが、いわゆるひとつの「世が世なら」というやつで、これら歴史の歯車のかみ合わせが少しでも変わっていれば、その後の義仲の生涯もまた大きく変わっていたのかもしれません?

まあ、うがった見方をするのなら、義仲のそうした禁裏との関係の深さ、素性・毛並みの良さこそが、「政権構想」の発想という点では、かえって足枷になり……逆境に鍛えられた流人・頼朝の革命的な発想に比べると、政治的には凡庸たらざるをえなかった、という可能性もなきにしもあらずかもしれませんが。。
少し先走りすぎでしょうか。
月一回のラジオシリーズということで、先は長そうですが……まずは気長につきあいたいところです(と、期待させておいてあっというまにダイジェストで終わったり……しないことを願うばかりですな)

Wikipedia:
源義仲
源義賢
Amazon:
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