2019年03月07日

【動画】日本人だけが知らないインテリジェンス「ガンダムの一週間☓☓より壮絶なWW2」柏原竜一 秋吉聡子


チャンネルくらら から。


動画概要:
2019/03/06 に公開
第二次大戦中、英国の恐るべきスパイ管理法、ダブルクロスシステムとは!?

当方も他人事ではありませんが、日本人は、相手に「理解されない」ことを問題だと思う(思わされている)傾向が強い気がします。
相手との間に完全に友好的な関係しかありえないのであればそれでよいのかもしれませんが。。
国家間であれ対人であれ「関係」というものには、当然、敵対という関係もありうるわけで。そこにおいては、「理解させない」ことこそが武器になる局面も当然にあるはずでしょう。

日本にはそういう「さもしい根性」が足りなさすぎるのかもしれません。

それは動画で言うなら英国民ではなくむしろドイツの「ユンカー」たちに近い、ある種の潔癖さの裏返しでもあるのかもしれませんが……あまりにナイーブすぎるともいえるでしょうし、それで生き延びられるほど「国際社会」というものは甘くもなければ麗しくもないのでしょう。
動画で語られているドイツの敗北がそれを証明しているというべきかもしれません。
2個の者がsame spaceヲoccupyスル訳には行かぬ。甲が乙を追い払うか、乙が甲をはき除ける2法あるのみぢや。甲でも乙でも構はぬ強い方が勝つのぢや。理も非も入らぬ。えらい方が勝つのぢや。上品も下品も入らぬ図々敷方が勝つのぢや。賢も不肖も入らぬ。人を馬鹿にする方が勝つのぢや。礼も無礼も入らぬ。鉄面皮なのが勝つのじや。人情も冷酷もない動かぬのが勝つのぢや。文明の道具は皆己を節する器械ぢや。自らを抑える道具ぢや、我を縮める工夫ぢや。人を傷つけぬ為め自己の体に油を塗りつける[の]ぢや。凡て消極的ぢや。此文明的な消極な道によつては人に勝てる訳はない。― 夫だから善人は必ず負ける。君子は必ず負ける。醜を忌み悪を避ける者は必ず負ける。礼儀作法、人倫五常を重んずるものは必ず負ける。勝つと勝たぬとは善悪の問題ではない ―powerデある ―willである。
夏目漱石?
正直、鎖国してぇ……と思わないでもありませんが💧
今さらそれがかなわないのであれば、この愚劣な国際社会で生き延びるスキルを身につけるほかはないのでしょう。

といって、言うは易し行うはナントヤラ。。

日本の情報音痴は、何も戦後に始まったわけでもなければ、よく指摘される大東亜戦争当時だけの話でもない。あるいは、実は、明治の昔から変わらない宿痾というか……民族性や国民性に根差した、それだけに克服の困難な弱点なのではないか?という気がしないこともありません。(それこそ、どこの大陸や半島とは言いませんが、日本的なナイーブさとは縁もゆかりもない「民族性や国民性」を持つ国々と比較してみれば、わかりそうなものです)
こう言うと、自称愛国者の皆さんは、日露戦争の頃には明石元二郎がいたではないかっ、と言いたがるかもしれませんが……あえて言うなら、いまだに明石元二郎「程度」が日本のスパイの最高峰にして代名詞、という、そのこと自体が、日本のインテリジェンスの水準を如実に表しているともいえるのではないでしょうか?

「貴様はッ、それでもッ、日本人かッ!」でもありませんが……日本においては、自称愛国者の「愛国心」は、ともすれば自己満足的に自他を拘束する道徳規範になりかねない気がしないでもありません(それとも、それは戦後サヨクメディアによって作られたイメージにすぎないでしょうか?)
国に恥じない自分であれ、というのも、悪くはありませんが……
一方で、国のためなら恥も外聞もない、という考え方だって、ありうるはずかもしれません。
前者が道徳的かつ観念的であるとすれば、後者はそれよりはるかにプラグマティックかつ現実的というべきか。
全員が全員ではないにしても、二重スパイという「汚い」仕事の根本の動機が「愛国心」でもありえたという英国の事例について、日本の自称愛国者も、少し立ち止まって考えてみてもよいような気はします。

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