2019年02月21日

【動画】すばやく学ぼう!世界と日本 第3回「ハンムラビ法典とピラミッド」


チャンネルくらら から。


動画概要:
2014/04/27 に公開
欧米至上主義の歴史観から脱却しましょう。

そもそも地球の中心は地面の下なわけですが。

エジプトの中心とか、メソポタミアの中心とか、インドの中心とかを探すならともかく。
この時代に世界の中心を探そうとしても、そもそも「世界」そのものが発見されていない。ような気もします。

にもかかわらず、西洋中心の歴史で「世界」を見てしまうのは、あきらかに後知恵なわけですが。

裏を返せば、「中心」を設定しなければ「世界」を見られない・語れないというのが、人間の思考のクセのようなものかもしれません。
事後的にではあれ、「世界」の「中心」を乗っ取ることに成功した(あるいは「世界」そのものを「発明」したとでもいうべきか)西洋は、そうした「思考」がそれだけ上手く、だからこそ、他のどの文明よりも重度の呪縛にとらわれもしたのでしょうか。
つまるところ、思考の枠組みを巧みに「使いこなす」ことと、その枠組みに「囚われる」こととは、表裏一体・諸刃の剣というところ?

だからといって西洋中心主義の呪縛をポストモダンで脱構築で野生の思考で快楽してたらただのヤバン人になってましたみたいになるのがオチですけどね。。

ちなみに動画に登場しない日本に無理やり話をつなげると。。

世界の中心はわが国アル~とか言ってる日没の天子に向かって、アンタの好きな仏教だと世界の中心て須弥山じゃあーりませんでしたっけ?という含みであてこすったらてんでわかってもらえなかった日出の天子がいらっしゃっいましたが。(ちなみに「日出る処の天子」というのは推古天皇のことです。聖徳太子はあくまで摂政、つまり代筆(でもないけど)しただけ。為念)
裏を返せば、日本のほうが世界の中心だとも主張はしていないわけですね……

日本の中心は天皇だが、世界の中心? ナニソレおいしい?
仏教的に言うとお互いナカヨク辺境だよね、と。。

これ、「相対化」ではあっても、「逆転」ではないのですね。
山鹿素行に比べれば謙虚なものというか何というか……それで相手を怒らせているのですから、外交センスがあるんだかないんだかワカランような話ではあります。
(聖徳太子が立派だというのは別にいいのですが、一方で、太子の対隋外交を無批判に称賛する人は、裴世清については口をつぐみがちなのも事実のような気はしないこともない)

動画の範囲からだいぶ先走りましたが。。

日本は一国一文明~とか言い出したのも西洋人ですし。
自称愛国者の多くが嬉々としてそれに乗っかってしまう時点で、十分、「欧米至上主義」に毒されている気がしないでもありません。
まあ、別に世界の中心で何かを叫んだりしなくてよくね?的な、欲の無さなのか覇気の無さなのか、そのあたりの匙加減が、「最長不倒」の秘訣でもあるのかもしれませんが……

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