2018年12月26日

【動画】日本人だけが知らないインテリジェンス「コミンテルンの歴史~軍への秘密工作とは」柏原竜一 秋吉聡子 + 【ドミトリー・プロホロフ】張作霖爆殺事件はソ連特務機関の謀略であった[桜H21/12/7]


チャンネルくららから。


動画概要:
2018/12/26 に公開
Wikipedia:インヴァーゴードン反乱

この種の工作に見事にひっかかって真っ赤っかに染まっていたのが戦前の帝国陸海軍だという話もあったりなかったりしますが……
ゾルゲ事件の日本、ヴェノナ文書の米国。日米戦争への道の新解釈については、近年ようやく、保守派を中心に人口に膾炙してきた感もあります。
一方、「英国共産党」については、他ではあまり聞いたこともないような気もしますし、信頼できる著者がどこにいるかという問題もありますので、興味深かったかと。
日本と、日本の旧同盟国と、現同盟国。
この三国が、共通の敵に対する共通の敗北について、認識を共有し、対応していければ、よいのですが。。
ロイター:日米英で初の共同訓練
産経ニュース:日米英、太平洋で初の共同訓練 中国牽制、「いずも」も参加

満州事変については、どうでしょうね。
従来、「軍部の独走」が非難されてきましたが。いわゆる「南進論」こそがコミンテルンの謀略だとする最近の見解からは、「北守論」こそが正解ということになり、満洲を死守せよということにもなりそうなものですが。満州事変もまたコミンテルンの~というのが本当なら、そう単純な話でもないということにもなるのかもしれません。
戦前の軍を含めたインテリの赤化については、昭和25年の三田村武夫https://amzn.to/2QSUxOWはもとより、最近、当ブログで何度か引用している竹山道雄なども昭和30年代には指摘しておりhttps://amzn.to/2ENWhT7、当時としては、よく知られた話だったのかもしれません。
それが、戦後、再びの左傾化のなかで、半ば以上故意に忘れられ、今になってようやく復活してきたのだとすれば、何ともはや間抜けな遠回りをしたものです。
戦後日本の左傾化を最初に仕組んだのが他でもないGHQだったとすれば……日本も米国も、敵の浸透工作に、戦前・戦後の二度にわたって騙されつづけたということかもしれません。。

 インテリのあいだにには左翼思想が風靡して、昭和のはじめは「赤にあらずんば人にあらず」というふうだった。指導的な思想雑誌はこれによって占められていた。若い世代は完全に政治化した。しかし、インテリは武器をもっていなかったから、その運動は弾圧されてしまった。
 あの風潮が兵営の厚い壁を浸透して、その中の武器をもっている人々に反映し、その方にしたがって変形したことは、むしろ自然だった。その人々は、もはや軍人としてではなく、政治家として行動した。すでに北一輝などの経典があって、国体に関する特別な観念をつくりあげていて、国体と社会改造とは背馳するものではなかった。
この自由主義の旧体制の腐敗に反撥する軍国的な国家社会主義ともいうべきものは、国外では満州事変となり国内では五・一五事件となって、もっとも劇的に爆発した。この性格は他の要素によって覆われていて当時はよく見えなかったが、しかし満州における国家社会主義については、公表はされないままに噂はされていた。
 大谷元東部憲兵隊司令官が、戦争の末期に殖田俊吉氏を調べたときの様子を、つぎのように記している。
 司令官――「君は、これまで関東軍や陸軍中央部を赤だ赤だといつてゐるが、どうした根拠でそんなことをいつて歩いてゐるのだ」
 殖田氏――「関東軍及び満州国の政治の動きを見てゐると、なんとはなしに社会主義的な傾向がうかがはれる。協和会思想のごときは、その顕著な例だと思ふ。関東軍は満洲国の育成と発展をもつて、これを日本の革新に及ぼさうとしてゐる。すでに日本にも、かうした社会主義的理念及び政策を導入してゐると見られる。また、陸軍の政策を見てゐると、国家社会主義の色彩が濃厚であり、かつて私が見た、陸軍でつくられたといふ国家総動員計画なるものは、明らかに社会主義であり、しかも陸軍の政策はこの基本政策を逐一実施しつつあるものと認められる。これをもつて、私は陸軍中央部の赤化といふ」
昭和の精神史https://amzn.to/2BCHwOW

もしも当時「軍部」の独走が実在したとして、それは同時に「赤」の独走でもあった、という同時代の証言を、戦後の言説は、あまりにも無視しつづけてきたのではなかったか?
その独走が、上の動画で疑われているようにある程度コミンテルンにコントロールされたものだったのか、赤化したデュープスたちの暴発だったのかは、さておくとしても……
西安事件以降、蒋介石がスターリンの支配下にあったと見なさざるをえないとすれば、支那事変の拡大はもちろん、その発端やさらにさかのぼって遠因にさえも、コミンテルンの影が垣間見えることは、当然というべきかもしれません。無数の「陰謀」それぞれの成功の度合いは別に評価が必要であるにしても。

とりあえず、動画で無視されていると言われている「加藤康男さん」 の本というのは、謎解き「張作霖爆殺事件」 (PHP新書)https://amzn.to/2AiNvbR でしょうか。読もう読もうと思いつつ当方も未読ですが💧 いよいよ目を通しておくべきかもしれませんね。。

ちなみにこんなん↓もあります。


昔視聴してそれっきり忘れてました💦
しかし、チャンネル桜ですか。。むー。

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