2018年12月20日

【動画】神からの系譜!日本の歴史【CGS 斎藤武夫 歴史の授業 第11回】


ChGrandStrategy から。


動画概要:
2018/12/10 に公開
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今回は、神話についてお話していただきました。

日本は神話の時代からの歴史を持つ国であり、それは世界でも類を見ません。
それでは、実際どのような流れで神話の時代から現在まで続いているのでしょうか?


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ようやく皇室のルーツに言及されて、動画の内容自体には満足ですが。
これはあくまで斎藤氏がまっとうな良心的な教育者だからできることであって。実際の教室でここまでの内容をきちんと教えるかどうかは、結局、現場の教師の裁量次第というのが現状である、というのなら、やはり何ともはやな気はします。

動画でも言われているように安倍政権下で、学習指導要領も改訂されて、少しはマシになったかと思いきや。
教科書の内容や、まして教室の現場の実態は、まだまだというところでしょうか。

小田村四郎氏が代表を務めていた明成社という出版社があります。
四郎氏自身、日本李登輝友の会の2代目会長を務めるような方だったそうですが……
その兄も大した方で。国民文化研究会の小田村寅二郎氏。
江崎道朗「コミンテルンの謀略と日本の敗戦 http://amzn.to/2wwXeuU」などを読んでいれば、「保守自由主義者」として、江崎氏が高く評価する一人というか、師匠筋にあたる先生として、見覚えのある名前かと。
Wikipedia:小田村四郎 、 小田村寅二郎
そうした人脈に連なる、それこそ「保守自由主義」的な出版傾向がある(ように思える)明成社ですが……

その明成社から出版されている、「最新日本史―日本人の誇りを伝える https://amzn.to/2ExoDzX」は、新教育基準法に準拠した検定合格教科書。教育者側に見識があれば、実際に高校の授業の現場で使用することも可能な教科書であるはずです。
では、そこに、「国の形成に関する考え方」がわかるような形で、神話・伝承が収録されているかといえば…………
市販版を購入して一読したところ……さて?
確かにあるといえばありますし、他の反日教科書に比べれば、大進歩。頑張ってはいるのでしょうけれど、個人的には、まだまだ物足りないレベルだったような気もします。
ちなみに教科書の執筆陣には、渡部昇一、小堀圭一郎、櫻井よしこ、中西輝政、松浦光修、などなど、錚々たる面々が名を連ねているのですが……この執筆陣をしてこれくらいにしか書けない(書かなければ検定を通らない)というのが、つまり現代日本の教育行政の現状(惨状)ということでしょうか?

以下はAmazonのカスタマーレビューから部分引用ですが、
明成社の最新日本史を読んだ直後に、同じ単元範囲の山川出版社の日本史を読むと、
山川出版社の記載している日本史の記述内容が、
いかに微妙に読者の歴史認識を誤誘導する方向に持って行こうとしているのかということが
明確に浮き彫りになるようにわかりました、こういう陰湿な仕掛けをするんだなあと、興味深かったです。

具体的に言います。もうね、最初からデタラメ。
最初に出てくる扉の所で、「この本では日本史の何をどのように学ぶか」という総括的な話が出ているんですが、

明成社では
「歴史は民族の誇り」であり、他国民には教える権利がない、
という話をし、過去の事績分析から寄って立つ現在の自分自身とは何者なのか、
今後どうすべきなのかを考える土台を提供するものだ
というスタンスなのに対し、

山川の日本史では
「近隣諸国(通常考えられるのは中韓でしょう)を中心とした諸外国との関係を考える」
ことを「目的」としているようです。中華領域の周辺属国として恐れ入れってところでしょうか。
誰のための何のための日本史を日本の子どもたちに学ばせようと言うのでしょうか?
誠に義憤に耐えません。

ちなみに40年前の山川の日本史では
学習目的は「日本史の独自性」を知るために、諸外国との関係(特に近隣諸国を強調していない)
を学習することであり、それによって、未来への指針を見出すことができる。としています。

現在の山川の日本史教科書が、いかに中国属国目線で反日売国路線であるのか、
これからだけでもよくわかる。

ちなみに山川の日本史教科書だけを読んでもなかなか気が付きません。
明成社の「最新日本史」を読んだ後に読み直すと、微妙にして決定的に違う文章の支持する方向性が
くっきりとみえてくるのです。
明成社版が、他の反日教科書とは比較にならないすばらしい姿勢で書かれていることは確かのようですが、しかし同時に、そうした反日教科書を排除することもできない。所詮、その程度の「検定」だということでしょうか。

「最新日本史―日本人の誇りを伝える https://amzn.to/2ExoDzX」の市販版には巻頭に執筆者三人の特別鼎談が収録されていて、そこには、
 教科書問題は戦後教育に咲いた徒花であり、その意味で教科書是正の起爆剤と期待されたのが、平成十八年の教育基本法改正でした。「伝統と文化を尊重」「国を愛する」などの教育目標が明記されたので、教科書内容も改善されるに違いないと期待しましたが、見事に裏切られました。後述しますが、高校の日本史教科書では、むしろ内容は悪くなっています。
渡部 教科書問題をここまでこじらせたのは、やはり宮澤さんの罪が大きい。あの誤報事件のとき、「これは誤報だ」とテレビで最初に指摘したのは私です。事件が起こったのは夏の頃だったと思いますが、竹村健一さん、堺屋太一さん、深田祐介さんとご一緒した番組で明らかにしました。するとお三方とも「そうだったのか」と驚いておられましたが、視聴者からの反響もまたものすごいものがありました。私は事の真相を「萬犬虚に吠えた教科書問題」として雑誌『諸君!』に書きました。すると、産経新聞が「あれは誤報でした」と訂正記事を出したんです。途端に、北京やソウルからの抗議は収まりました。ところが、収まってからですよ、宮澤さんが出てきたのは。その年の秋に、鈴木善幸首相が訪中するので、ゴマすりをやったわけです。
 まさにこの事件が教科書問題の潮目を大きく変えました。それまでの文部省の検定は、日本の悪口を抑える側だったのが、この事件後は、日本を褒める方を抑えるようになってしまった。
國武 まったくその通りですね。それにしても、教育基本法が変わったにもかかわらず、南京事件や従軍慰安婦の問題などが何ら検定意見も付かず通過していることはまことに遺憾なことです。一方、私たちの『最新日本史』に対して検定意見が付いて、掲載そのものをあきらめた記述もありました。その一つが渡部先生がかねて紹介されてきた「マッカーサー証言」です。
國武 安倍総理のときの教育基本法改正とそれに伴う関連法の改正ですね。ですから我々も期待したのですが、なかなかその趣旨が徹底しているとは言い難い現状です。
などなどの報告があります。

明成社版教科書と、動画の斎藤氏とに、直接のかかわりはありませんが……
高校と小学校の違いはあれど、良心的な教育関係者が置かれた(それはつまり私やあなたの子供たちが置かれた、ということでもありますが)狂った現状に、大きな違いはないのではないでしょうか。
この現状にどう対処していくのか?
大所高所からの御高説も必要ではあるでしょうが、あっというまに成長する目の前の子供たちに嘘の教育を施さないためには、行政の変化など待っている場合ではないわけで……動画のような地道な取り組みの輪を広げていくことも、やはり、重要になるのでしょう。
そのためには、子供たち以前に、まず、大人が学ぶことも必要かもしれません。
そういう意味では、教育基本法や学習指導要領を変えるに至った「空気」や「機運」の変化には、多少の意味もないわけではなかった、と、思いたいところではあるかもしれません。何となれば、道半ばとはいえ、その「変化」があったからこそ、私たちも、今、こんな動画を視聴することができるようになった、とも言えるわけでしょうから。。

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追記:
こちらなどでふれた蓮田善明による古事記の現代語訳が岩波から出版されています(いました)。https://amzn.to/2BwoU2V
古事記の現代語訳としては白眉といってよい読みやすさ。古事記は意外と原文もわかりやすいですが……現代語訳が欲しいという場合は、蓮田訳はかなりのオススメかと。特に、大胆な歌謡の訳は(やや俗っぽくもありますが、原文も併収してあるので個人的にはOK)他の追随を許さないものがあったかと思います。
posted by 蘇芳 at 20:51|  L 「CGS 斎藤武夫 歴史の授業」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする