2018年12月10日

【動画】弥生時代、あなたは変化を受け入れるか?【CGS 斎藤武夫 歴史の授業 第7回】


ChGrandStrategy から。


動画概要:
2018/11/12 に公開
今回は弥生時代についてのお話です。

長かった縄文時代に比べ、弥生時代は短い時間で多くの変化が起こりました。
それは一体どのようなものでしょうか?

また、当事者になって考えることの大切さもお話していただきました。

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こちらで考古学は理系の学問だと書きましたが……
別の言い方をすれば、そこで得られる知見はあくまで「歴史」未満、とも言えないでしょうか。
要するに言ってしまえば弥生時代の「歴史」など、大人もわかっていないわけで。
そんな「歴史」を、どうやって子供たちに教えるのか? 授業を作る側としては、苦し紛れというか、困った時代なのかもしれません。

縄文と違って弥生時代ともなれば、水田稲作も始まりますが……
つまりそれは記紀の時代とも重なってくるわけです。
当然、反日妄想の格好の玩具にされてきた時代でもあり。。
ぶっちゃけ、斎藤氏にしてさえもが、「大陸から」の文化を受け入れたことで「豊葦原の瑞穂の国」になりました、という……迂闊な表現を使ってしまっているような気もしないでもありません。

元は「大陸から」だとしても、どこを経由してどういうルートで伝わったのか、そのルートは一つだったとはかぎらないのではないか、などなど。いろいろ説もあれば論争もあることでしょう。そのあたりのフォローが足りないと、「大陸から」といった時点で、またぞろありもしない妄想をわめきだす生物や、それにおもねる反日似非歴史家が湧いてこないとも限らないような気はしないこともありません。

ちなみに、稲の伝播ルート一つ取ってみても、最近は、DNA分析の結果、半島を経由しない稲がしっかりきっちり発見されていたりもするそうですが。
産経ニュース:【科学】DNAで探る稲作のルーツ 起源は中国・珠江流域か
★阿修羅♪:
稲作の起源 中川隆
弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
この発見によって半島ルートが唯一絶対至高の起源だという妄想の根拠が崩れたことは確かであるにしても、しかし一方で、このデータだけでは、半島経由のルートが一切まったく少しもなかったと言い切れるわけでもないでしょう。アタリマエみたいなものですが……
しかしそうしたアタリマエが、どうにも理解できない右や左のダンナサマというのも、この世にはどうも実在するらしくもあるわけで……しかもまた、場合によってはそれがこちらで言及されていた挑発要員工作の格好のネタにされるということも、ありえないとは言いきれないのが、戦後日本とかいう反日国家かもしれません

データはどこまで行ってもデータにすぎず、そのデータからどのような仮説(≒物語)を組み上げるかが科学者の腕の見せ所。そして、そもそも自然科学の絶対条件は「反証可能性」とも言いますから、仮説もまたどこまで行っても仮説でしかありえないわけでもあるでしょう。
カガクテキというのも、そんなもの。
考古学という理系の知見のみに偏って「歴史」を記述しようとするとき、また、そうした記述に接するときには、科学的に証明された~とかいう与太話が開運グッズ広告の決まり文句であることを、少しは思い出した方がよいのかもしれません。

何にせよ、今回で縄文・弥生が終わって、ならば次は教科書的な区分で言うなら「古墳時代」ですか。(それもまたずいぶんとザックリした名称ですが)
「土器と墓と卑弥呼」の古代史を見直せ、と言ったのは、こちらこちらの牧村健志氏ですが……
 明治35年の旧制中学の「国史」の教科書を見てみると、第一章「神代、皇基の遼遠」から始まり、ほぼ日本書紀の記載がそのまま教科書になっている。かたや、現在の代表的な高校の教科書である山川の『詳説日本史』を見ると、前記の天皇についてはかろうじて応神天皇、仁徳天皇が大きな墓の主として名前を出しているにすぎない。日本書紀に記されている日本の建国史は、ほとんど影響を与えていないか、あるいは意図的に無視されているようである。
 中国史書に比べて、日本書紀・古事記は遙かに豊かで、具体的な記述を持つが、この教科書は徹頭徹尾、日本書紀・古事記が述べる大和朝廷の創成記の記述を無視している。
 すなわち、大和朝廷が神武天皇によって創始され、崇神天皇によって大発展し、景行天皇が九州から東北まで傘下に入れたこと、神功皇后、応神天皇、仁徳天皇が内政と韓半島への外征に活躍したことなどを、一括して削除してしまっているのである。
 あとに残っているのは墓とともになぜか勢力を拡大した不気味な「ヤマト政権」像だ。
 そもそも、いくら大きいといっても、墓を見てどれほどのことがわかるであろうか? 古墳の権威の一人の白石太一郎氏の著書に『古墳とヤマト政権』(文春新書)があるが、この本を読んでも「ヤマト政権」の姿はぼんやりとした影絵のようにしかわからない。しかも、そこに卑弥呼をからませようとするところから、混乱が混乱を呼ぶような話になる。
 高野山には戦国武将や歴史的有名人の墓が多数あるが、予備知識なくしてそれらの墓巡りをして、武将たちの生き様の何かがわかるであろうか? 墓を見て生前の何かがわかるというのは、それこそ卑弥呼のような特殊能力を持った人に限られよう。
弥生時代にせよ古墳時代にせよ、考古資料というものは、記紀の伝承を知った上で、日本人が古来語り伝えてきた建国の歴史といかにかかわるかを問う材料として活用しなければ、宝の持ち腐れではないのかと、個人的には思うのですが……
その観点からいえば、正直、考古学に終始した今回の動画も、微妙に物足りなかった気はしないでもありません。
それとも、考古学でしかないからこそ軽く流して、次回以降、「歴史」として仕切り直し? できれば期待したいところではあります。

まあ、「授業」である以上、学習指導要領その他を無視できるわけでもなく、そこまでいくと、もはや個々の教師や教科書の問題というよりは、文科省の問題なのかもしれませんけどね。。
産経ニュース:
【産経抄】前川喜平氏の座右の銘は「面従腹背」…それが文教行政トップのセリフか 6月3日
【正論9月号】前川喜平氏を話し合ったら「クズ」でおさまらず、「彼の話は少し脇に」“絶滅系”の役所とメディアはどこか
New's vision:裏口入学で露呈した”文科省貴族”腐敗のきわみ…「前川喜平氏の天下り斡旋」以降も反省の色なし
netgeek:前川喜平のTwitter裏アカウントが見つかって反日発言が続々発掘中
NAVER まとめ:前川喜平(前文部科学省事務次官)のTwitterアカウントが発見される。安倍政権にかなり批判的
文春オンライン:(3ページ目)安保法制反対デモに参加した事務次官 前川喜平が語る「安倍政権下の“苦痛な仕事”」(アーカイブ:http://archive.li/VEVCo
――一市民という言葉が出ましたが、ツイッターに「右傾化を深く憂慮する一市民」という名前の@brahmslover(ブラームス・ラバー)というアカウントがあるんです。前川さんはクラシック音楽でブラームスがお好きと伺いましたが、これは前川さんのアカウントではないかという噂もあるんです。

前川 ああ、それ私ですよ(笑)。
長年こんな役所に所管されてきた戦後の自称教育の現場で、斎藤氏の「歴史」「授業」が、どう展開しているのか? 何ができるのか? がんばっていただきたいところではあります。。

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posted by 蘇芳 at 21:11|  L 「CGS 斎藤武夫 歴史の授業」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする