2018年12月09日

【動画】「続明治天皇の世界史~こんなに凄いぞ明治大帝と日露大戦争」椿 倉山満 + 渡邉邦男監督『明治天皇と日露大戦争』(1957) 予告篇


チャンネルくらら から。


動画概要:
2018/12/09 に公開
『明治天皇の世界史 六人の皇帝たちの十九世紀』 (PHP新書)
倉山 満 : https://amzn.to/2zZbBbF
「明治天皇の同時代、多くの皇帝がいた。
しかし、今の世界で皇帝(Emperor)とされるのは、
日本の天皇だけである。
清、ロシア、オーストリア、ドイツなど
多くの君主国が消え去り、
かの大英帝国からも「Emperor」はいなくなった。
しかし、日本だけは残った。
その秘密を解き明かすことが、日本の近代とは、
そして明治とは何であったのかを
解き明かすことだろう」(「まえがき」より)
Wikipedia:明治天皇と日露大戦争

動画で言及されている映画「明治天皇と日露大戦争 https://amzn.to/2zLpqKs」については、森嶋雄仁「大東亜戦争の秘密―近衛文麿とそのブレーンたち https://amzn.to/2L43uyN」で、公開当時の回想を読んだことがあります。
特に昭和三十一年(筆者が小学校一年生のとき)、新東宝による「明治天皇と日露大戦争」という映画が大ヒットし、映画館はもちろんのこと学校の講堂においても映写会があった。
旅順要塞や二百三高地における、日本軍の悪戦苦闘のシーン、明治天皇の御製が映画の中に登場してくるシーン、ふと後ろを観ると大人たちがみな「涙」「涙」して、ハンカチで目を覆っていたことを今も記憶している。「明治天皇」とは、かくも偉大な人なのかと子供心に思ったものであった。終戦から十一年、日本はまだこうした気風が残っている時代でもあった。
その「時代」どうしてかくも堕落したかはさておくとして……
この映画は私もDVDでくりかえし視聴しましたが、(特撮シーンの古さはあるものの)、何度視ても良い映画です。「二百三高地」とかいうリンクを貼るのも汚らわしい反日ゴミ映画を観るくらいならこれを視ましょう、というところ。

(日露戦争の映画としては「日本海大海戦」もありますが、史実を知ってしまうとあれもダメです。なんで乃木さんが東郷さんに謝ってんだ、そのうえ東郷さんが上から目線で「しっかりやりたまへ」なんて傲慢ぶちかますわけがなかろう💢💢💢という感じ。東郷が乃木を訪問したのは203高地陥落の「後」です。要塞自体はまだ落ちていませんが、海軍的にはもはやそれはどーーーでもいい。陸軍の攻略目標は「旅順要塞」ですが、海軍的には敵艦隊のことしか頭になく、旅順港を観測できる203高地を落とせ落とせと、今にもロジェストヴぇンスキーが到着するかのようなウソまでついて要求しつづけていたというのが実際です。要は二百三高地の戦いは旅順要塞攻略のためではなく、艦隊攻略のため≒海軍のための戦闘。その203高地を多大の犠牲を払って見事に落として”くださった”名将乃木閣下にはどれだけ礼を言っても足りないのが海軍です。そんじょそこらの俗物ならばいざしらず、他でもない名将・東郷平八郎がそれをわきまえていないはずもなく、乃木に対して映画のような非礼な尊大な態度で臨む理由がありません。実際、東郷自身の回想では、固く握手を交わしたまま二人とも一言もできなかったとか)

乃木さんのことになるとつい熱くなってしまいますが……

付け加えると、同じく嵐寛寿郎が明治天皇を演じた映画には、
「明治大帝と乃木将軍 https://amzn.to/2L9MR4M
「天皇・皇后と日清戦争 https://amzn.to/2L8PvYA
もありますので、合わせて是非。というところ。
(映画としての「出来」は「明治天皇と日露大戦争」が一番かと思いますが)
他にちょっといわくつきの映画としては、それらアラカン天皇三部作を再編集して、維新~西南戦争のパートをつけ足した「明治大帝御一代記(国宝編) [DVD]https://amzn.to/2BZ9JB5」もあったりしますね。余談ですが。
教えて!goo:『明治大帝御一代記』について教えて下さい

乃木将軍の「真実」についてはノンフィクションもいくつか書かれていますし(たまに福田のような似非保守もまぎれているので司馬以上に要注意ですが)、スタンレー・ウォッシュバンhttps://amzn.to/2RMAnCoをはじめ同時代の証言もあるでしょう。司馬史観に汚染されていない「小説」としては、「将軍・乃木希典https://amzn.to/2L7Wuk8」に菊池寛の中編なども収録されていたと思います。
乃木神社・中央乃木会から出て長らく入手困難だった桑原嶽「乃木希典と日露戦争の真実 (PHP新書)https://amzn.to/2G6vYZH」もしばらく前に入手しやすい新書版が刊行されましたし……

それだけの蓄積がありながら、未だに三文文士のデタラメに騙されつづけている低能が少なくないというのなら日本の恥。
ゴミはゴミ箱へ。リンクを貼るのも汚らわしい司馬ナントカを読むくらいなら以下略でしょう。


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天皇・皇后と日清戦争 JKL-001-KEI [DVD]
明治大帝御一代記(国宝編) [DVD]
乃木希典と日露戦争の真実 (PHP新書)
乃木希典―高貴なる明治
司馬さんに嫌われた乃木、伊地知両将軍の無念を晴らす
乃木希典将軍―嗚呼 至誠の人
乃木希典の世界
旅順攻防戦の真実―乃木司令部は無能ではなかった (PHP文庫)
日露戦争陸戦の研究 (ちくま文庫)
将軍・乃木希典
乃木大将と日本人 (講談社学術文庫)
日露戦争が変えた世界史―「サムライ」日本の一世紀
posted by 蘇芳 at 20:01|  L 日露戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする