2018年09月18日

【動画】むかしの農業


NPO法人科学映像館 から。


動画概要:
2012/08/19 に公開
科学映像館(http://www.kagakueizo.org)は著作権者の許可を得て...

昭和のドキュメンタリー。
時々チェックするNPO法人科学映像館の動画。

最近、いろいろな方面から戦後レジームの嘘八百がバレてきて、日本について改めて考えたり語ったりしやすくなってきたのはいいですが、自戒を込めて言うと、付け焼刃の抽象論に陥っては意味がない気もするわけで。
日本を守るだの日本を取り戻すだのというときの、その「日本」というのは、何もインテリの脳内妄想でもなければ、ネット上のデジタルデータというわけでもない。「伝統」や「文化」や「歴史」や「風土」やといって、それらが身も蓋もない「現実」の「日常」の「生活」から無縁であるはずもありませんし、あっていいはずもありません。

特に農業に関しては、斎庭の稲穂の神勅なり、崇神天皇の詔なり、新嘗祭なり、思想がかった方面から抽象的に語ることもたやすい気がするのでなおさらです(それはそれで必要な思考ではあるとは思いますが)。
たまには現実の農業の身も蓋もない苦労について多少は思いを巡らせてみたいかもしれません。まあ、所詮はわかった「気になる」だけの自己満足にすぎないでしょうが。

動画は一昔前の農村の暮らし。
自動化が進んだ現在とは違って手作業が多く、見ているだけでも重労働ぶりがしのばれます。

「昔ながらの~」というと、今やどこにでも転がっているセールストークですし、「田舎暮らし」や「帰農」のロマンやノスタルジーを振りまくメディアも後を絶ちませんが。
この動画を見ると、安易に酔う前に当事者の苦労を知れ、という気がしないでもありません。

もちろん、最近は自動化が進んで、動画に比べれば作業自体は楽にはなっているかもしれませんが……
どれだけ自動化が進んでも根本のところはそうそう変わらないとも言えるかもしれませんし、そもそも自動化するためにはローンの一つも組まねばならないかもしれないわけで、銭勘定が煩雑になりそうな気もします。
しかもそのうえ長年減反政策だの何だのに翻弄もされてきたわけですしねぇ。。
当事者にしてみれば「昔ながらの~」などと安易に言っている場合ではないというのも現実だったのではないかという気がしないでもありません。

というか減反政策ってまだやってたんですねぇ
AGRI JOURNAL:2018年度産から適用の「減反廃止」。メリットやデメリット、農家への影響は?
日経ビジネスオンライン:2018年「減反廃止」でも幻のコメ大増産
ライブドアニュース:今年から廃止の減反政策 農家は補助金がなくなり減収の不安つのる
ネット上の愛国者の皆様方は、まさかこれを知らないでTPP亡国論とか興国論とか言っていたわけではない……と思いたいところですが。

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posted by 蘇芳 at 20:29| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする