感動日本 から。
動画概要:
2016/09/16 に公開
●大正天皇のお歌考
⇒ http://www.marino.ne.jp/~rendaico/daitoasenso/daitoasensootou_taisyotennoco_outaco.htm
●大正天皇 - Wikipedia
⇒ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%AD%A3%E5%A4%A9%E7%9A%87
ご本人は漢詩のほうがお好きでいらしたというのは有名な話ですが。
日本人なら一読して親しめるのはやはり和歌のほうなのでしょうか。
岡野弘彦氏については御製集「おほみやびうた」の編者でもありますし、こちらで動画を視聴したこともありますから、もちろん知っていましたが……
丸谷才一氏や五木寛之氏まで大正天皇の御製を高く評価していたというのは初耳でした。
私自身、和歌的な教養や関心も本来はないまま、ただ国民としての義務感(?)から、御歴代天皇の御製について多少は注目するようにはなりましたが、その中で、特に格別の味わいを感じたのは、(当ブログでも何度か書いていますが)、やはり、大正天皇の御製でした。
私ごとき無教養な俗物にすら、何となく「良さ」がわかりそうな気がするかのような錯覚を抱かせるというのですから、単に天皇陛下だから~ではなく、和歌作品として立派なものなのではないでしょうか。
むろん、歌の巧拙については私には断言する自信まではありませんが……丸谷才一や五木寛之など名の通った文人が名歌・名作と断言しているというのですから、その彼らの評には、それなりに耳を傾けてもよいようには思います。
上のwikiを見ればわかりますが、本日、8月31日は大正天皇のお誕生日。大正時代の天長節です(ただし暑さ厳しい頃だったため、祝賀行事については別に天長節祝日(10月31日)を設けて行っていたとも聞きますが。※こよみのページ:大正時代の天長節と天長節祝日)
御製集の頁などめくりながら、大正の御代に思いをはせてみるのもよいかもしれません。
Amazon:
おほみやびうた
天皇歌人
大正天皇―一躍五大洲を雄飛す (ミネルヴァ日本評伝選)
嗚呼大正天皇 合本版 (パブリックドメイン NDL所蔵古書POD)
【復刻版】長田幹彦の「小説大正天皇」 (響林社文庫) Kindle版
蝶々は誰からの手紙
快楽としての読書 日本篇
生かされる命をみつめて<見えない風>編