2018年08月20日

【動画】安達誠司のマーケットニュース「トルコリラ急落、世界経済への影響は?」江崎道朗


チャンネルくららから。


動画概要:
2018/08/20 に公開
トルコリラ急落の原因と、今後の世界経済への影響について解説します。★8月18日新発売!日本占領と「敗戦革命」の危機 (PHP新書)
江崎 道朗 : https://amzn.to/2PhMeYx
BLOGOS:トルコリラが急落した背景
講談社 マネー現代 :トルコショックが世界経済に無視できない影響を与える理由(真壁 昭夫)
産経ニュース:トルコが牧師釈放の見返りに国営銀行の捜査中止を米に要請 米紙報道

トルコというとネットの愛国業界ではエルトゥールル事件一点張りで思考停止しがちですが。
第一次大戦で負け組だったくせに逆に領土を増やしてみたり、ソ連の脅威を口実に第二次大戦への参戦をギリギリまで拒みつづけて、最後の最後で形だけ参戦、事実上、戦火を蒙ることなく戦勝国におさまってみたり、外交的なしたたかさを発揮してきた国でもあったかと思います。
その背景には、ケマル・パシャ以来の世俗主義が、イスラム圏でありながら、教条主義に陥ることなく、現実主義に踏みとどまるブレーキとして機能した面もあるのではないかと素人的には思わなくもありません(もちろん見当違いかもしれませんが)。
しかして、そのケマル・パシャ以来の世俗主義に背を向け、イスラム教への傾斜を強めたのが、エルドアン政権の一面。
田中龍作ジャーナル:【トルコ発】 建国の父アタチュルク否定するエルドアン首相 国民反発
ニューズウィーク日本版:僅差で「独裁」を選択したトルコの過ち
ニューズウィーク日本版:ISIS潜伏に目をつぶる、トルコ・エルドアン政権の誤算
産経ニュース:【エルドアンのトルコ 長期政権の実像(上)】報復感情くすぐる掌握術
それ以来、微妙に歯車が狂い始めているような…………トルコに行ったこともない、政治経済軍事に詳しいわけでもない、ど素人の気のせいならよいのですが。

あちら側かこちら側かという単純明快な二分法は本来軽々に用いるべきではないのでしょうが、そこをあえて単純化して人心を集約していくというのも、政治(宣伝)の機能ではありうるでしょう。江崎さん曰く「軍人政権」でもあるというトランプの米国が、本気で、チャイナをはじめとする「敵」の挑戦に対処していくつもりであるとすれば、あえてその「単純明快な二分法」を以てして、あちら側かこちら側か旗幟を鮮明にしろと各国に迫ることはありうるように思います。
どこの半島とは言いませんが完全にあちら側に転落した国もあるかもしれません。ギリギリでこちら側に踏みとどまった国や、こちら側に回帰しようと苦闘しつつある国もあるかもしれません。
産経ニュース:豪議会が内政干渉阻止へ法案可決 中国の影響力行使を懸念
そんななか、さて、トルコは?
エルトゥールル以来の親日国という「情緒」は大切にしたいですが、だからこそ、建国の父ケマル・パシャに背を向けつつあるエルドアン政権が、かなりの程度あちら側に転落しつつあるのではないかと、心配ではあります。そう思わせておいて実は~というくらいの外交的「したたかさ」が健在であればよいのですが……

もっとも、米国の同盟国がおかしな動きをする場合、遡れば、だいたいにおいて米国側のオウンゴールというか、「敵」に騙されたリベラル・アメリカが、同盟国の神経を逆なでするようなことをやらかしていたりすることも往々にしてあるわけで。何しろ敵と味方を間違える天才ですからねぇ……
キューバ危機のバーターにまで遡れとは言いませんが、その後も、リベラルとかいうスパイ勢力に乗っ取られた米国自身がトルコを「あちら側」へ追いやるような下手を打ってこなかったか、軽く検討しておいたほうがいいような気はしないでもありません。
ニューズウィーク日本版:アサドの化学兵器使用はオバマのせい──トランプ政権
ライブドアニュース:優柔不断オバマ、もう1つの罪
ドナルド・トランプNEWS:元オバマ支持者が立ち去ること(#WalkAway)を選んだ理由

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ラベル:安達誠司