2018年07月16日

【動画】【靖国神社】第七十二回みたままつり ~ 神輿・阿波踊り/Tokyo Yasukuni Mitama Matsuri[桜H30/7/16]


前回も今回も、今年のシャッチョさんのお習字を見ると、思わず「不可避」と続けたくなるのは内緒ですが。
SakuraSoTV から。


動画概要:
2018/07/15 に公開
日本古来の盆行事に因み昭和22年に始まった「みたままつり」。
今回は7月14日に行われた、神輿振り・阿波踊りの様子をお伝えいたします。

お盆というと今どきはわりと仏教行事みたいなイメージも強いかもしれませんが。
Wikipedia:お盆
教義的に言うと、成仏=ホトケになって輪廻から解脱したはずの人が、毎年毎年里帰りしてくるというのも、実は微妙にアレな気はするのですよね(まあ、そういうのは仏教側でテキトーにつじつまを合わせているのでしょうけれど)

お盆の元になっているのは、仏教以前の、普通に素朴な祖霊崇拝というか、昔ながらの霊魂観なのではないかという気もします。
かといって、それを神道と呼んでしまうと、別に間違いではないのでしょうけれど、それはそれで、それだけでは済まないような気もしないでもありません。

ちなみに、靖国のみたままつりとちょうど同じ時期に、京都では、三大祭の一つ祇園祭が行われていますが。
これが純粋な神道かというと、御祭神は外来の牛頭天王と習合していますし、そもそも、現在の形に落ち着く以前の元々のルーツは、いわゆる御霊信仰であって、仏教でもなければ純粋な神道とも言い難く、人によっては支那思想の影響なども指摘していたのでは?と。
しかして、そんな祇園祭でも、(祭自体は7月いっぱい、一か月を通じて行われますが)、そのハイライトは、14日~17日。やはり、だいたい、旧お盆の頃と重なるでしょう。

仏教だろうと神道だろうと御霊信仰だろうと、(おそらくは陰陽道などでも?)、何が何でも旧お盆の時期にイベントを行わずにいられない。
とすれば、それはつまり、仏教だの神道だのといった表面的な習俗の違いに左右されない、「日本人」にとって一貫した重要さを、その日が、持っていたからかもしれません?
あるいは、7月15日前後というその具体的な日付け自体さえも、直接のルーツは外国種の習俗である可能性はあるかもしれませんが、たとえそうであったとしても……それが日本人にかくも広く深く受け入れられたということは、そこに、相応の理由・親和性があったのだ、と、考えたくなる気はします。

神道以前、仏教以前、それこそ、人が人であるかぎりごく自然に生まれてくる、死者への想い。。
神代の物語がそうした精神性を踏襲していることはもちろん、仏教もまたその「教義」が何であろうと、その古来の精神性を無視しては、人々に受け入れられようもなかったのではないでしょうか?

神道だろうと仏教だろうと陰陽道だろうと儒教だろうと道教だろうと、はたまたそれらをごちゃ混ぜにMIXした何か別の習俗だろうと、それが広く日本の社会に受け入れられていくうえでは、古来の日本人の霊魂観・精神性に順応していく必要があったでしょうし、また、日本人の側でも自分たちのそうしたいわば「フィーリング」にマッチしないものは決して受け入れてこなかったかもしれません。
そうしていわゆる伝統というものも、時代の変化とともに形成もされ、変容もしていくのでしょうけれど、たとえどれほど変化したとしても、その生成流転の根底には、やはり、民族固有の「くせ」のようなものは、厳然と存在しつづけている……のでしょうか? 単なる願望かもしれませんが。

極楽浄土だの天国だの地獄だの、いわゆる創唱宗教の作りだす死後世界を、観念や理屈や「設定」としてはテキトーに受け入れつつも、結局のところ、そんなフィクションを本当には信じていない。日本の死者は、ちょっと離れたところ(墓地とか裏山とか)に移り住みはしたものの、本質的にはどこへも行かず、死後も生者を見守りつづけ、年に一度は帰ってくるし、粗略に扱えばへそを曲げもする。
見えなくなったり、少し距離感が変わったりしただけで、結局のところ、相も変わらず、生者と共に暮らしている、生きているのが日本の死者なのかもしれませんし、生きていればこそ、飲み食いもすれば、時には歌いも踊りもするのでしょうか?

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ラベル:靖国神社
posted by 蘇芳 at 20:05|  L 靖国神社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする