2018年04月14日

【動画】歴史人物伝「●●もビックリの中国論?!大隈重信を語る」倉山満 宮脇淳子


チャンネルくららから。


動画概要:
2016/09/08 に公開

いわゆるサンケイ的な「歴史戦」というのがありますし、それはそれで必要ですが。
「ホットな話題」はどうしても特定のトピックに偏りがちな気がしないでもありません。
なぜそうなるのかといえば、そのトピックの捏造・宣伝に敵が注力しているからでしょう。
逆に言えば、歴史戦の「戦場」を設定しているのは常に敵側だということでもあるのではないでしょうか。
敵が特定のイシューを捏造して攻撃を仕掛けてくる、私たちはその都度それに「反論」するだけで、つまり後手に回っている。しかもその「反論」の足を引っ張る「自称日本人」がごまんといるのだから話になりません。

もちろん、こちら側には常に「事実」「真実」「証拠」がありますから、冷静に客観的に物事を見ることができる人間なら、いずれ目覚めることもあるでしょう。追軍売春婦ネタがややそうなりつつありますが、特定の反日プロパガンダを陳腐化させることは、不可能ではないかもしれません。
しかし、「特定の」はどこまで行っても「特定の」にすぎません。
敵にして見れば、一つの反日捏造がバレて使えなくなったなら、また新しいネタをいくらでもでっちあげればよいだけの話ともいえるでしょうし、それを容易に許してしまう迂闊さ、愚かさが、私たちの側にも、(西側諸国にも)、あるのではないでしょうか。

特定のトピック・イシューにとどまらず、その背景であり土台であるところの、史観・民族観・国家観のトータルでの歪みこそが問題であって、声高な「歴史戦」の唱道が可能になりつつあり、また西側諸国がようやく「敵」の正体に目を向け始めているらしくもある昨今、
WEDGE Infinity:圧力と工作、中国の「シャープパワー」
海外ニュース翻訳情報局:【必読 :論文】中国とロシアによる影響力工作の違い
産経ニュース:中国の内政干渉に豪州警戒 移民通じ政界浸透…諜報規制強化へ
海外ニュース翻訳情報局:【中豪関係 論文】中国の「統一戦線」の内側
特定のトピックだけに勝てばよいというものではなく、根本的な認識の転換を目指すべきかもしれません。
さもなくば、(「嘘」などというものはいくらでも果てしなくでっちあげることができるのですから)、同じ愚劣がそれこそ際限もなくくりかえされ、無駄な時間と労力がすり減らされ、日本の名誉と国益が失われつづける状況自体が、いつまでも続くのではないでしょうか。

そういう意味では、「歴史戦」の「主戦場」で戦うことも重要でしょうが、その歴史戦の盲点になりがちな時代にも、目配りはしておきたいところかもしれませんし、そうして時間的空間的に視野を広げることで反日捏造の途方もなさをより一層明らかにしていくこともできるのかもしれません。

大隈重信は第一次大戦の参戦内閣の首相ですが、歴史戦の盲点というなら、この第一次大戦もまた、日本においては滅多に注目されることのない、忘れ(させ)られた大戦であるようにも思います。
いわゆる自称愛国保守の人たちも、最近でこそマルタ島の特務艦隊くらいは自慢するようになったかもしれませんが、逆に言えば、それ以外のどんな切り口で、第一次大戦を語っているでしょうか?

動画の指摘する「対華二十一箇条」にしても、後のシベリア出兵にしても、反日プロパガンダのトピックではあるはずですが……「歴史戦」における注目は、南京や追軍売春婦に比べると、どうしても、低いようで、それが「盲点」化していないか、油断ならない気はします。
尼港事件だって(大隈内閣は退陣後ですが)この時代なのですから、
反日・自虐史観を排した歴史年表:尼港(ニコライエフスク)事件
10MTVオピニオン:約7百人の日本人が惨殺された尼港事件を知っていますか? 渡部昇一
それこそ日本側から「歴史戦」を仕掛けてもよいくらいだとさえ言えなくはないと思うのですけどねぇ……

ロシア革命が起こったのもこの大戦の最中なら、パラオが日本の委任統治領になったのもこの大戦の結果。そもそも、欧州における第二次世界大戦は、この第一次大戦の戦後処理の失敗に淵源するといえなくもない面もあるでしょう。いや、欧州だけではない。日英同盟によって参戦したこの大戦のあと、その日英同盟を喪失して、英国の没落と米国の台頭と、そして日本の迷走も本格化して、そこをソ連に付け込まれることで、大東亜戦争に至ったのだとしたら、日本にとってこそ第一次大戦の「影響」は甚大だったというべきかもしれません。
にもかかわらず、その第一次大戦の理解が曖昧なままで、よいものでしょうか?

大隈から話がそれてしまいましたが……

大隈自身にしてみても、動画で言われているように「早稲田を作った人」として知られているだけ、あとはせいぜい政党政治が云々というお題目でときどき説明されるくらいで、その他の仕事はスルーされがち、というのが実情だとしたら、「いかがなものか」という気はします。
第一次大戦参戦内閣の首相であるのもかかわらず、その「外交」が本格的に語られる機会は少なく、下手をすると参戦決定の判断さえも国内の政争・政局のついでか何かのように片づけられてしまうことさえ、ないとは言えないかもしれません。
(個人的には特にこちらの本を読んで以来、(鈴木氏の主張を鵜呑みにできるかどうか別の角度から確かめたい意味もあって)、大隈とこの時代についてはもっと知りたいと思っているのですが……なかなかとっかかりがなくて困ります💧)

その点、普段、大隈については悪口のほうが多い気がする倉山氏までが「見なおした」という、大隈の支那観は、興味深いものではありました。
戦後反日偏向の異常さを正すためにも、こうしたまっとうな支那観は、もっと広く共有されるべきかもしれませんが……
上でも書いた通り、スルーされがちなこの時代、この宰相。大隈の支那観どころか、そもそも彼がこうも見事な支那観を大いに語っていたことさえ、一般に、あまり知られていないのだとしたら、モッタイナイというべきかしれません。

ちなみに、かの 有 名 な岩波書店からは、「大隈重信演説談話集 (岩波文庫)」なども、出版されているようですが、その編集方針はいかなるものか?
産経ニュース:【産経抄】広辞苑は中国の圧力から「自由」なのか 版を重ねるほど、日本がどんどん悪玉に 12月20日
zakzak:「広辞苑」のおかしな固執 台湾は中国の26番目の省と表記、図の訂正要請に「誤りではない」
収録演説の取捨選択にまでおかしな「忖度」がなければよいですが💧

Amazon:
大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』
大隈重信演説談話集
シナ人とは何か―内田良平の『支那観』を読む
真実の中国史[1840-1949]
教科書に載せて全日本人に知らせたい現代史 支那人の卑史 朝鮮人の痴史
暗黒大陸 中国の真実
posted by 蘇芳 at 20:53| 第一次世界大戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする