2018年03月06日

【動画】すばやく学ぼう!歴史人物伝「鼠公使・小村寿太郎」


チャンネルくららから。



わりと基本的なことばかりなのでかえってコメントのしように困りますし、小村については良い伝記などもありますから今さら当ブログごときが蝶々するまでもないとは思いますが。
Amazon:小村寿太郎―近代随一の外交家その剛毅なる魂

どうしても日露戦争のイメージが強い小村寿太郎、それはそれでもちろんエライのですし、バルカン方面の云々や第0次世界大戦など、日露戦争を〝地球儀的”に見ることも重要ですが。
小村というのは、ポーツマスだけの人ではない。
そうして「一等国」となった成果の上に立って、それをさらに条約改正≒関税自主権回復へと結びつけた外交官でもあり。
また、悪夢の韓国併合にも関与しているのですね。

韓国併合といえば直接のきっかけは伊藤博文暗殺ですが。
その伊藤と小村の間にも有名な挿話がありますね。
挿話というか、あるいは「伝説」であって、何しろ当事者間のことですから、本当に本当の史実かどうかまではよく知りませんが……

ポーツマス会議に出発するとき、国民は大歓声で小村全権を送りだしました。
が、日本の戦力が限界に達している内幕を知っている政府関係者は、国民を満足させるほどの好条件での講和など無理だと誰もが知っていた。ために、帰国するときにはこの歓声が罵声に変わっているだろう、と、小村も冷静に予測していた、と、言われています。
そんな小村に対して「君の帰朝の時には他人はどうであろうとも、わが輩だけは必ず出迎えにゆくよ」と約束し、涙ながらに送り出したのが、伊藤博文。
そして実際、ポーツマス条約の締結は国民の憤激を買い、日比谷焼討事件にまで発展したわけですが。
漢・伊藤博文、武士に二言はナントヤラ。約束通り、帰国した小村を出迎え、暴徒から守るようにして、官邸まで連れ帰ったのだとか。
Wikipedia:小村壽太郎 - ポーツマス条約
帰国時には怒り狂う右翼団体からさまざまな罵声を浴びせられ、泣き崩れた小村を両脇から伊藤博文と山縣有朋が抱えて首相官邸へ連れて行ったという。

韓国併合など、日本にとっては何の得もならない、どころか害悪以外の何物でもなかった、と、後知恵で批判するのは簡単ですし、個人的には国際社会も余計なお荷物押しつけやがって💢と思わないでもありませんが……
【韓国の反応】みずきの女子知韓宣言(´∀`):【韓国の反応】韓国人「外国人が記録した朝鮮末期の状況~『朝鮮の支配層は国際情勢を正確に判断できず、政治的な妄想の世界に住んでいる』」
¶「アジアでも朝鮮は救済不可能な国家だ。高宗は列強の間の分裂を利用して独立を維持しようとする弱気な仲買屋であり、両班層は陰謀を介して私的な利益を追求する私益集団である。このような状況で、朝鮮が発展するために必要なのは、自治権を放棄して代わりに日本の支配を受け入れることである。」
- ウィラード・ストレート、日露戦争取材AP特派員、ソウル瀋陽駐在米副領事 -
他でもないその伊藤博文が、朝鮮人テロリストに暗殺されたとあっては、日本政府の面子の上からはもちろん、小村寿太郎個人としても、黙っているわけにもいかなかったかもしれません。

何にせよ、小村寿太郎、〝日本人(本当は朝鮮人も)が悪口を言ってはいけない日本人”の一人には違いありません。
小村のせいで大東亜戦争が云々などと、「妄想の世界」の住人にならないように、きちんと事実ベースの歴史を学んでおきたいところ。
(小村がモルガンと手を組んだことは、ハリマン云々ユダヤ云々の「史観」の本にもさらっと書いてあったりもするのですが、自分で書いていてオカシイと思わないものなのですかね、とは言いませんが……)
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小村寿太郎―近代随一の外交家その剛毅なる魂
明治三十七年のインテリジェンス外交――戦争をいかに終わらせるか
日露戦争が変えた世界史―「サムライ」日本の一世紀
真・戦争論 世界大戦と危険な半島
1907 IN KOREA WITH MARQUIS ITO(伊藤侯爵と共に朝鮮にて)
THE NEW KOREA―朝鮮(コリア)が劇的に豊かになった時代(とき)
posted by 蘇芳 at 20:12|  L 日露戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする