2017年12月04日

【動画】「日米開戦の真実~隠蔽された近衛文麿の戦争責任」第2回思想から読み解く近衛文麿の正体


チャンネルくららから。


動画概要:
2017/12/03 に公開
★12月4日新発売!『真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任』 倉山 満著 http://amzn.to/2BusKIr
いったいなぜ日本は戦争しなければならなかったのか。
1910年代からの国際状況と日本の政治状況を分析しながら、何が起こっていたのか明らかにします。
憲政の王道を行く政党政治、コミンテルンのスパイの暗躍、自由主義者の欧米追随、右翼国粋主義者の動きなど、
いままでの自虐史観や陰謀論を超えた世界を俯瞰した一冊です。
そして、そのすべてに関与し、時には戦争推進者になった近衛文麿という存在とはなんであったのか。
いままでどの歴史家も踏み入れなかった真実に迫ります。

前回も書きましたが近衛文麿というのはやはり「謎」なのですね。
中川八洋のようにキッパリ共産主義者だ「仮面の戦争屋」だと断定できればいいですし、結果から見れば間違いなく最悪のクズですが。倉山氏も言う通り、一見それと矛盾する言動も残しているので、まったく別の解釈も成り立ってしまいます。前回言及した近衛上奏文なども、真摯な告白ともアリバイ作りとも、見方によってどちらにでも解釈できるかもしれません。こちらこちらで言及した通り、上奏そのものが異例の状況で行われたうえ、その後もさらに醜悪な行動をくりかえしていますが……にもかかわらず、同時代の藤田侍従長はじめ、後世の自称歴史家も(中川八洋が登場するまで)(山口富永のようなコミンテルン謀略を追求する論者まで含めて)近衛の善良さや「弱さ」を疑わなかったというのも、不思議な話ではあります。

だからといって「四重人格」というのも〝そのまんま”すぎてどうかと思いますが💧
それだけ深刻にグチャグチャだということ、解明すべき「謎」が深く大きいということなのかもしれません。
何にせよ、こちらでもチラッとそれっぽいことを書きましたが、謎を解明する第一歩はまず謎を謎として把握すること、「謎」の存在にまずは気づくことかもしれません。とすれば、まずは近衛文麿というこの「グチャグチャ」に向き合ってみることが必要……なのでしょうか?

上でも書いた通り、近衛というのは、日本を滅ぼすべくこれだけ滅茶苦茶なことをやったくせに、同時代から現代に至るまで、不可解なほどに免罪されつづけてきた人物でもあり(それが中川八洋の言うようにシンプルな「アカの隠蔽」ならかえってわかりやすくてよいくらいですが)、それだけ追及・探究の手が及んでいない人物でもあるでしょう。つまるところ近衛研究はまだ始まったばかり、でもあるのかもしれません。
ならば「とりあえず」「現時点」でのクラヤマミツルの見解を押さえておくことも、有用ではあるかもしれません。倉山氏を妄信するわけではありませんが、何というか、こう……信頼できる「専門家」が少なすぎますからね。近衛という「謎」を追求する姿勢は、それだけでも貴重かと。
Amzon:真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任
楽天ブックス:真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任 [ 倉山 満 ]
Amazon:
コミンテルンの謀略と日本の敗戦 (PHP新書)
日本は誰と戦ったのか
近衛文麿の戦争責任
歴史の書き換えが始まった!―コミンテルンと昭和史の真相 (日本の息吹ブックレット)
posted by 蘇芳 at 19:29| 大東亜戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする