2017年11月27日

【動画】「日米開戦の真実~隠蔽された近衛文麿の戦争責任」第1回日本はなぜアメリカと戦争をしたのか?


チャンネルくららから。


動画概要:
2017/11/26 に公開
★12月4日発売!真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任
倉山 満: http://amzn.to/2BfQpw9

「通説」というか「風説」というか。
これを見なおすことが歴史研究のレベルでの戦後レジーム脱却につながるのではないかと思いますが。
前回の江崎氏の新著が報告する、米国側で起きている歴史の見直しというのも、それとパラレルな作業と言えるかもしれません。
江崎氏の著書にも書いてあったとおり、ソ連・スターリンの工作というのは、日本・米国・支那の三方面で行われ、それぞれが計画的にリンク・連携していた、わけで。
近衛内閣の問題も、ソ連による世界征服工作の日本戦線として、国際的に位置づけていくべきものかもしれません。そういう意味で、両書を併読するのもよいでしょうし、出版のタイミング的にも「狙った」面があるのかもしれません。

近衛内閣については、動画でも言及されている「じっくり学ぼう!近衛内閣」のシリーズも視聴済みですし、共産主義大東亜戦争関連の記事でもくりかえし言及してきましたが……
近衛文麿の「大罪」について告発した記念碑的な著述は、個人的に中川八洋「近衛文麿の戦争責任」ではないかと思います。何といっても初出の「近衛文麿とルーズヴェルト―大東亜戦争の真実」は1995年刊行。ヴェノナ文書の公開よりも早いですからね。動画でも「コミンテルン」の六文字について倉山氏が語っていますが、当時は現在の比ではなかったわけですよ? よくぞここまで見抜いたものだと舌を巻いたものです。

しかし本書ではその中川八洋への「批判」も(当然、業績は認めたうえででしょうが)書いたということなので、個人的にはその点にも興味があります。
中川氏の筆鋒というのは鋭いのはよいですが、コイツは共産主義者、アイツは共産主義者、と、それこそ100点か0点しかないような乱暴さがありますので……当然、近衛文麿についても、氏の著書では、確信犯の共産主義者以外の何物でもないことになっていたと思います。
しかし、すると近衛上奏文は何だったのか? アリバイ作りにすぎなかったのか?(実際、近衛がその後もさらに不審な行動をくりかえしていることは事実) 近衛が尾崎に騙されたのではなく、近衛が尾崎を使いこなしていたということになるのか?
などなど……
このあたりは謎が謎を呼ぶ観を呈して、近衛についても確信犯の売国奴からいわゆる役に立つバカまで、解釈に幅ができてくるようにも思います。
産経:現代の《デュープス》はだれだ!? 総力特集「共産主義者は眠らせない」 正論5月号好評発売中
米国側でもルーズベルト「政権」に大量のスパイがもぐりこんでいたのであって、ルーズベルト自身が(まぬけではあり、容共ではあっても)共産党員だったわけではさすがにないでしょう。同様に、近衛「内閣」についても、それが亡国の共産主義政権だったことは事実として、近衛文麿「個人」がそこで果たした役割は実際のところ何だったのか。中川流の罵倒芸に終始して解明できるのかどうかといえば、もう一歩踏み込んだ研究があってしかるべきかもしれません。

倉山氏の「批判」が私の期待するような方向性のものなのかどうかまでは発売前なのでまだ何とも言えませんが……折に触れて近衛政権について言及はしてきたものの、倉山氏がそのものズバリを主題にした本を書くのは、もしかするとこれが初めてでしょうか??
中川氏の著書の上位互換、かどうかは知りませんがw 1995年の「近衛文麿とルーズヴェルト―大東亜戦争の真実」から、20年以上たっているわけですし、建設的な相互批判を通して、研究の進展や深化があってもよい頃合でしょう。そういう意味でも、注目の新著かもしれません。
Amazon:真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任
楽天ブックス:真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任 [ 倉山 満 ]
posted by 蘇芳 at 19:37|  L 大東亜戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする