2017年09月26日

【動画】世界と戦った日本人の歴史 ~幕末激動編 第14回「若き日の大久保利通と西郷隆盛~幕末政局の中で」


チャンネルくららから。



前回から急にまた人物伝になって、出来事的には足踏みですが。
安政の大獄~文久の改革頃の薩摩の立ち位置(一橋派)があらためて整理できてよかったかと思います。

倉山氏の大好きな大河ドラマ的には西郷・大久保視点でBLしていればよいのかもしれませんが、薩摩藩全体の立ち位置という意味では、斉彬・久光視点で見たほうが理解しやすいのかもしれません(ある意味、当然ですが)。
寺田屋事件一つとっても、一橋派であり公武合体派である久光の意思が見えていなければ、単に勤皇の志士が「ヒドイ目にあった」くらいの印象しか残らないかもしれませんからね……

やがて薩摩は長州との秘密同盟締結に踏み切りますが……

その劇的な転換の経緯や意味や理由も、それまでの藩としての薩摩の立場が一貫して一橋派だったことを踏まえておいてこそ、よりよく理解できるのかもしれません。
何となれば、期待が大きければこそ、裏切られた(?)ときの反動も大きいのでしょう。
文久の改革や、その後の一会桑時代を通じて、薩摩が一貫して一橋派であり公武合体派だった。だからこそ(「にもかかわらず」ではなく)、幕府や一橋派(あるいはいっそ慶喜自身)に対する幻滅もまた、大きく深くなっていったのでしょうか?
(一橋慶喜が本当に倉山氏の言うような「究極のエゴイスト」だったのだとしたら、一番迷惑を蒙るのは「敵」よりもむしろ、彼に振り回され、利用され、裏切られる「味方」のほうだったでしょうからね……)