【動画】江崎道朗のネットブリーフィング「親日台湾、知られざるその実態」

チャンネルくららから「江崎道朗のネットブリーフィング」8月28日号。

動画概要：
2017/08/28 に公開
★台湾で神様として祀られた日本兵　https://nikkan-spa.jp/1379583
★鴻海を敵視するのは大きな間違い！（藤重太）
★お陰様で3刷りとなりました！！
コミンテルンの謀略と日本の敗戦 (PHP新書)
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台湾が「親日」というのは知られていますし、様々な感動的な挿話があることは当ブログでもこちらなどで見てきました。
台湾で神様として祀られている日本人には、飛虎将軍（杉浦茂峰少尉）や乃木大将の他にも、森川清治郎巡査などが有名ですし、高尾の紅毛港保安堂では日本の軍艦までもが祀られているのは何年か前にネット上で話題になりました。
動画で言及されている六士先生や、こちらにチラッと登場した伊能嘉矩、言わずと知れた八田與一や鳥居信平などなど、台湾に大きな足跡を残した日本人は、挙げていけばキリがありません。
国民党が長らくその存在を公式に認めてこなかったので、台湾での知名度はかえって今一つかもしれませんが、金門島の戦いにかけつけた根本博や、1969年まで活動をつづけたという白団など、戦後の軍事的かかわりまであったりします（このあたりになると「中華民国（動画で言う白色テロを行った側）」への軍事支援ということになりますので複雑なものもあるようなないような気はしますが）

しかしながら、それら日本と台湾の感動的な絆のエピソードは、その多くが「過去」の物語。
いみじくも、日本時代を扱った映画のヒットなどとともに、台湾で起きたブームの名は「懐日」

東洋経済オンライン：今なぜ台湾で｢懐日映画｣が大ヒットするのか
ライブドアニュース：日本人も知らない 台湾での「懐日」という新たな潮流とは
パンドラの憂鬱：台湾「日台は1つの家族だ」　懐日ブームの台湾で映画『湾生回家』が大ヒット

懐かしいニッポン、とは、すなわち過去。
昔はヨカッタな～、
それはそれで良いですが。
それでは今は？　将来は？
というと、現在進行形なだけに不透明。
カクエイの遺産のせいで日本側の歯切れが悪いのも動画で言われているとおり。

親日の美談に酔い知れていい気になるだけでなく、では、これからどうするのか、いいかげん、そろそろ何とかしないといけない時期なのかもしれません。
そして実際、3.11への支援やひまわり学運（のニコ動生中継）など、つい数年前に、日台の絆が再確認されるような出来事はありましたし、ひまわり学運を経て台湾でも政権交代が実現したのも記憶に新しいところ。
そしてそれはひとり台湾だけのことではなく、日本の政権交代、米国の政権交代、と、ベクトルを同じくする現象だったようにも思えます。

台湾からの3.11への支援によって、あらためて絆を実感させられたのが2011年。
安倍総理が対中封じ込め戦略、セキュリティダイヤモンド構想を発表したのは、その翌2012年だったとか。

wiki：セキュリティダイヤモンド構想
産経：安倍首相の「安保ダイヤモンド構想」、対中抑止へ完成間近

この構想に直接台湾の名があげられているわけでもないようですし、その後順調に実現に向かっているのか、素人にはよくワカリマセンし、個人的には豪州あたりへの不信感も根強いですが……
それから5年を経て、今や動画で言及されている北朝鮮危機が現在進行形。いわゆる「レッドチーム」「ブルーチーム」の色分けはいよいよ鮮明にされるべき必然性が高まってきているようにも思います。
敵と味方が鮮明になる。鮮明にしなければならなくなる。
それは日台関係においても、大きな課題であり、機会でもあるのではないでしょうか？　それを活かすも殺すも、日台両国、とりわけ日本の覚悟次第。なのかも……しれません？

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追記：
日米台の政権交代。それが反日反米反台勢力にとって、どういう意味を持っているのか、彼らの発狂ぶりもまた奇妙にパラレルな気がしないでもありません。

保守速報：【白人至上主義への抗議】先住民の土地を略奪し虐殺したコロンブスの像も撤去の動きが広がる
産経ニュース：台湾・八田像損壊犯は元台北市議だった　ＦＢで公表し出頭
産経ニュース：社殿に侵入、神鏡を破壊　韓国人を再逮捕　福島

何でしょうね、この行動パターンの一致。彼ら、本当、「像」と名のつくものが好きですね。好きというか執着というか粘着というか。小ネタですから真に受けていただかなくてもよいですが……世界中で同じような悪事を働き続けてきた同じ敵が、あちこちで同じような反撃にあって、同じように発狂している、その証拠のように見えなくもありません。