2017年08月24日

【動画】特別番組「コミンテルンの謀略と日本の敗戦~第3回経済政策の誤りが国を滅ぼす!」江崎道朗 倉山満


チャンネルくららから。


動画概要:
2017/08/17 に公開
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コミンテルンの謀略と日本の敗戦 (PHP新書)
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経済わかってない云々とか批判だけなら○○でもできるとか不勉強が云々というと私も人のことは言えないのでコメントも何もできなくなりますが。

とりあえず倉山氏が言及している池田純久については、こちらこちらなどでその発言を孫引きしたことがありました。
「一君万民の社会主義天皇制を念願したことは、意識すると否とに拘らず明白な事実である。国家統制経済を採用し、農魚山村経済に力を注ぎ、その疲弊を救う」(『別冊知性』昭和三一年一二月号 河出書房)
○○派vs××派~などと、政治といえば派閥抗争のようなとらえ方をされることもしばしばですが。
そもそも○○派だの××派だの△△派だのと言われるそのネーミングは何を意味しているのか?
バカな他人の不勉強をバカにするエライ先生方はしばしばそこを説明する労を惜しみすぎているようにも思えます。

その点、上の引用は凄いですね。

少なくとも二二六事件以降、陸軍の中枢を乗っ取った「統制派」については、これほど明快な派閥名もないということが、私のような「バカ」にでもわかります。
上の一文を紹介するだけでも、戦前戦中の日本を牛耳っていたと左翼捏造史観が主張する「軍部サマ」の主流派閥が「統制経済」による「社会主義」を目指した人々だった、ということがバカにもわかるようになります。
右翼軍国主義者が起こした戦争? これではむしろ社会主義者こそが戦争を起こしたのではないでしょうか。
統制派統制派と何度もその名を口にしながら、誰もそんなことにさえ気づかなかったのだとしたら、本当に、「バカ」げているとしか言いようがありません。

上の一文そのものではありませんが、別宮暖朗の名も、江崎氏の新著には登場します。
まともな人は意外とつながっている、というのは、戦前だけの話でもないようです。
と同時に、そのまともな人が「何でそんな少ないんですか」というのも、戦前だけの話ではないのだとしたら、お寒い限りですが……
ネットをはじめとする情報ツールの発達が「まともな人」を増やす方向に作用するのならよいですね。というか何というか。
上の動画のコメント欄によれば、本書もAmazonでは品薄だそうで、それだけ「勉強」する人が多いのなら何よりです。
こちらで私自身の読書歴の一部に触れましたが……江崎氏の著書といえば2012年の「コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾」一冊しかない状態が4年つづいていたことを思えば、あれよあれよというまに「アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄」「マスコミが報じないトランプ台頭の秘密」「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」が立て続けに出版されたここ1年(2016.9~2017.8)はまさに隔世の感でもありますしね)

私もワカラナイとか言っていないで経済の勉強でもしないといけませんかね……
理解できそうな予感すらしませんが。
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