2017年08月03日

【動画】世界と戦った日本人の近現代史 第1回「日本人全員知るべし! こんなにすごいぞ、 光格天皇」


チャンネルくららから。


wiki:光格天皇

光格天皇についてはこちらでもこちらでもこちらでもこちらでもこちらでも、その他折に触れて言及しています。
当ブログではおなじみ。今回の動画でも言われている通り、日本人なら知らないでは済まされない重要な天皇であらせられます。

それだけ何度も取りあげてきたので、目新しい話題があるわけでもありませんが……

今上陛下をはじめ、近現代の皇室の御先祖(明治天皇の曽祖父)であらせられますし、男系男子継承の観点からも、後の維新の布石ともなる朝威の回復の観点からも、幾重にもエポックな御代に違いありません。
くりかえしだろうと重複だろうと、何度でも確認しておかなければならない偉大な名君であらせられました。

光格天皇の御幼名(?)を「祐宮(さちのみや)」とも申し上げます。
多少なりとも近代史をかじった人なら、これが明治天皇の御幼名と同じであることに気づくでしょう。
これは孝明天皇が祖父の光格天皇を尊敬あそばされていたため、そのように御命名あそばされたのだとも仄聞します。

朝廷の威光を高からしめ、維新の布石ともなられた光格天皇、
維新前夜、動乱の中で民の安寧を祈りつづけてくださった孝明天皇
ついに維新が実現し、近代日本の礎をお築きになった明治天皇、
そして、その明治天皇を深く範とお仰ぎになった昭和天皇……

近現代日本の歩みは、単に尊皇の志士のみのそれではなく、まさに御歴代天皇の歩みに他なりませんでした。
にもかかわらず、(そういう役回りですから、秋吉さんのことをとやかくは言いませんが)、光格天皇のお名前すらも「知らない」と平気で答えてしまえる日本人が量産されているのだとすれば、嘆かわしいとしかいいようがありません。

当ブログごとき最果てにたどりついたほどの人ならまさかとは思いますが、光格天皇について「知らない」「はじめて知った」という人が万々一にもいらっしゃるなら……動画だけでなく関連書籍等もあたって、しっかり学んでおくべきかと思います。
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幕末の天皇 (講談社学術文庫) http://amzn.to/2won93S
江戸時代の天皇 (天皇の歴史) http://amzn.to/2vliqmD
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旧皇族が語る天皇の日本史 (PHP新書) http://amzn.to/2vlIoqd
光格天皇実録 http://amzn.to/2vlrrw6
まあ、私も人のことをとやかく言えるほど詳しいわけでも何でもありませんが……💦


追記:
幕末~明治の歴史をあらためて見つめなおすとき、光格天皇から代々受け継がれていった大御心の実現こそが、王政復古・明治維新だったようにも感じられます。
それは戊辰の役や西南の役の流血を伴いながらようやくに成し遂げた政治・軍事の一大変革でした。
当然、二度も三度もくりかえしていいようなそんな軽いものではありません。
ようやく成し遂げ、築き上げた明治日本を保守することこそ、愛国者の根本的な使命だったはずではないでしょうか。

しかるに、こちらで言及した「皇軍ガー武士道ガー維新ガーなどとぶちあげる勢力」によって、やたら美化され、錦の御旗のように悪用されている、「純粋」な青年将校たちの二二六事件や、「昭和維新」とは、それではいったい何だったのでしょうか?
もう一度維新をやれということは、もう一度体制を大変革しろということであって、まさしく当時の体制≒明治立憲体制の全面否定であり、すなわち明治維新の成果の全否定でもあったのではないでしょうか?
維新の成果を否定するものが維新を名乗る。それは「僭称」ではないのでしょうか。
彼らの一見赤誠に満ちているかのように感じられる慷慨調のアジテーションの向こうに、実際には何があるのか、ありうるのか……こちらこちらなど、共産主義関連の記事で取りあげてきた、戦前日本の赤化の問題と合わせて、考えなおしてみたい気がします。