2017年03月23日

【動画】フィンランド戦記3「大戦の狭間」 & フィンランド戦記4「スオミの未来」


前回の続き。後半です。





動画概要:
3)2011/04/14 にアップロード
第3章は継続戦争の緒戦と独ソ戦です。
戦争の主導権はドイツに移り、フィンランドは枢軸国の一員として世界大戦の荒波に突き進んでいきます

4)2011/04/14 にアップロード
最終章です。
フィンランド戦記のテーマは http://en.wikipedia.org/wiki/Suuret_suomalaiset
「最も偉大なフィンランド人ランキング」において、なぜ、1位マンネルヘイム、2位リュティなのか? その理由がこの作中で伝われば、うp主としてとても嬉しい限りです。

緒戦でフランスがドイツに降伏しますが。
ドイツ支配下の仏ヴィシー政権は、こちらで見たような形で、仏印における日本の行動を左右します。
また、フランス失陥後も、シャルル・ド・ゴールは亡命政権を作って、戦い続けますが……
親ソ・容共(というより事実上のスパイ)である米国・ルーズベルト政権が、このド・ゴールを根本的に裏切っていたことは、こちらでハミルトン・フィッシュの著書を読んだ通り。
つまるところ、動画冒頭数分のなりゆきだけでも、数え切れないほどの問題を孕んでいる時代です。

独ソの対立が顕在化していく中で、ドイツの軍門に下った北欧のノルウェー・スウェーデンはもちろん、ルーマニアやハンガリーなど東欧諸国もドイツ側≒枢軸側となり、ソ連と敵対していくことになるのは前回も述べた通りですが……
その状況でトチ狂っているのは、動画にもゾルゲの報告が登場したように、南進した日本でしょう。
枢軸国はソ連包囲網の構築に失敗したともいえそうですが、日本こそがその鎖の弱い環であったことは、忘れずにおく必要があるのではないでしょうか。

日本を南進させることによって、ソ連が挟撃されることを防いだばかりか、米国に参戦の口実を与え、ソ連と米国によって逆に枢軸国を挟撃する……
そのスターリンの悪魔的な詐欺を隠蔽しつづけたものこそ反日左翼捏造自虐史観だとすれば、その欺瞞を暴くためには、日本の本当の失敗を「正しく」把握することこそが必要であり、それは「自虐」ではないはずではないでしょうか。
もちろん、日本と同等かそれ以上に激しく騙された頓馬が米国民主党政権であったことも、同時に明らかにしなければならない事実でしょう。

ウェデマイヤーをして「勝者なし(※実際には「勝者はソ連」ですが)」といわしめた第二次大戦の実像は、スターリンによるスターリンのためのスターリンの大戦だったように思いますが……

まさにそのスターリンと直接戦火を交えながら、祖国を守り抜いたばかりか、単独講和さえ成し遂げたフィンランドの勇気と智恵には、学ぶべきものが多々あるように思います。
私の政治家としての志は
大統領官邸の中でも
牢獄の中であっても変わることはない。
リスト・リュティの行動に比すべきものが日本にあるとすれば、身はいかになろうともと仰せになった昭和天皇の御聖断でしょうか?
その比較があまりに畏れ多いというのなら、東條英機をはじめ、実際に「牢獄の中であっても」志を変えることなく東京裁判という追撃戦を戦い抜き、一命を以て祖国を守り抜いた殉難者たちでしょうか?

何にせよ、一部の確信犯を除いて、どれほど共産売国奴に欺かれていたとしても、戦前戦中の日本人の多くは、主観的には祖国のために命をかけたのに違いないように思います。

戦後はどうでしょうか?

フィンランドは国葬を以てリュティに報いました。
日本においても、主権回復当時には、ある程度の努力は見られました。
よもぎねこです♪:戦争の総括と戦後レジーム雑感
1952年6月9日参議院本会議にて「戦犯在所者の釈放等に関する決議」
1952年12月9日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の釈放等に関する決議」
1953年8月3日衆議院本会議にて「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」
1955年7月19日衆議院本会議にて「戦争受刑者の即時釈放要請に関する決議」
法的にも道義的にも、事実においても、日本に「戦犯」は存在しません。
それは当然です。
しかし同時に、その「当然」を否定し隠蔽し国民を騙そうとする敵勢力に、戦後日本の社会が乗っ取られつづけていることもまた事実ではないでしょうか。

リュティとは違い、東條英機はじめ殉国七士の国葬などはついぞ聞いたためしがありません。殉国七士墓はむしろ密葬です。彼ら英霊の靖国神社への合祀が反日勢力にいかにあくどく利用されつづけているかは今さら言うまでもないでしょう。
「富田メモ」の捏造などは言語道断です。
依存症の独り言:
やはりねつ造だった「天皇発言」
いわゆる「富田メモ」について(最終)
この国は少し変だ!よーめんのブログ:日経バレちゃったね!(天皇発言は実は藤尾文相発言なの?)
Shimarnyのブログ:「富田メモ」は日経新聞の捏造記事だったのか、「昭和天皇実録」の公開で浮かぶ疑惑
私たち戦後の日本国民は、こうした敵の捏造・歪曲・隠蔽の数々に、あまりにもたやすく欺かれすぎてはいないでしょうか?
それとも、それは「フィンランド化」に比しうるような、意図的・意識的な臥薪嘗胆の偽装なのだと……私たちは胸をはって主張できるのでしょうか?

日本の歴史を紐解けば戦場の英雄には事欠きません。
東京裁判がまっとうな「裁判」などではさらさらない以上、東条たちもまた、東京裁判という「戦場」の英雄というべきかもしれません。
裏を返せば、東京が「戦場」になる、そのギリギリの瀬戸際を迎えるまでは、当時の政府はいったい何をしていたのか?
石井菊次郎の正論が通らず、近衛赤色内閣によって亡国のレールが敷かれ、こちらこちらこちらで見た通り「一君万民の社会主義天皇制を念願」さえしたというのが、昭和日本の実像なのだとしたら……
戦場の英雄に比して、官邸や議会における英雄は、あまりにも乏しかったといわざるをえないのかもしれません。

70年を経て、ようやく戦後レジームの脱却を志向しはじめた安倍政権には期待したいところですが……
では、脱却すべき「戦後レジーム」とはそもそも何なのか?
国民はしっかり見極めておく必要があるように思いますし、そのために過去の歴史を紐解くことは必要不可欠でしょう。
こちらのハンガリーはもちろん、フィンランドもまた、「ソ連と戦った国々」として注目すべき歴史を持つ国であるように思うのです。
冬戦争 (Historia Talvisota)
ホワイトウォー 青い十字の旗の下に<改訂版>
雪中の奇跡ウィンター・ウォー ~厳寒の攻防戦~ [DVD]
小国と大国の攻防 ロシア帝国とソ連邦の国境が動いた時
フィンランドの歴史 (世界歴史叢書)
世界史のなかのフィンランドの歴史―フィンランド中学校近現代史教科書― (世界の教科書シリーズ 33)
大東亜戦争とスターリン -戦争と共産主義-


追記:
対中韓戦略や国内浄化についてはともかく、対ロシアに関しては、安倍政権のの媚びへつらいぶりは、さすがにあまりにも異常すぎるように思えます。
産経ニュース:
日露首脳会談
ロシアの北方領土での軍備増強に抗議 日露防衛相会談で稲田朋美防衛相 協力の深化では一致
スターリンの邪悪とプーチンの邪悪は本質的には同じものであり、ソ連の邪悪とロシアの邪悪は本質的には同じものではないでしょうか。
何となれば、こちらで見た通り、マルクシズムの誤謬と共産主義国の虚偽を、厳密には区別する必要があるとすれば、かつてのソ連の邪悪は、マルクスの邪悪だけではなく、現在のロシアもそれを共有しつづけているはずの「ロシア国家自身の邪悪」に根差していたことにもなるのでしょうから。
Behemoth's Scroll - ベヒモスの文書:
Kremlin Rising - 『詐欺師と盗賊達』の親分の訪日 1/2
Kremlin Rising - 『詐欺師と盗賊達』の親分の訪日 2/2
それは同じ共産国であっても、こちらでみた通り、ベトナムがベトナムであるがゆえに「明るい」ことと、パラレルな事象ではないでしょうか。

邪悪な侵略者に対する、安倍政権の異常な接近が、正当な戦略的意図にもとづく意図的な「フィンランド化」であると……信じてよいものなの?
江崎道朗氏いわく、「合意は絶対に守らないが、密約はわりと守る」ロシアに対して、安倍総理が本当には何を与え、何を得たのか……明らかになるのは、まだまだ、先なのでしょうね。。。
そういう意味でもフィンランドに学ぶべきなのかも↓
不都合な相手と話す技術 ―フィンランド式「対話力」入門
日本が再び「弱い環」にならなければいいですが……
posted by 蘇芳 at 15:54| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする