2016年10月07日

【動画】忘れ去れた台湾史 日本時代編 【訳付き版】 9~10


忘れ去れた台湾史」シリーズ。





動画概要:
2009/03/29 にアップロード
これは、台湾で放送する人気政論番組です。
この番組は、世間話で専門書を紹介しながら
日本時代を検証するので、多少凄いつっこみが出てきます。
出演者が、親日家で偏りもあると思いますが
台湾の方の日本に対する気持ちがよく現われています。

把打扰,辛苦台湾的各位上浇在,并且做日治时费。

战时非常感谢你和日本军一起勇敢地斗争。

日本人正爱台湾。

親日の台湾の皆様ありがとうございます。

支持!!
台日友好!
台灣加油!

このシリーズの初回、番組冒頭で、日本に媚びるのではなく、冷静に「事実」を見ていくのだ云々というかなり長い前置き・エクスキューズがあったのが、懐かしく思えてきます。
13分割の動画もそろそろ終盤ですが……結局、褒めるところしかありません>日本。

台湾における日本の「建設」はあらゆる分野に及んでいます。
製糖産業、治水利水、発電施設、電信電話、病院、学校etcetc
動画の後半では防疫事業の話になっています。
当時、台湾にマラリアをはじめとする疫病が猖獗していたことは、ネット環境のある愛国保守層には、よく知られていることでしょうか。疫病の根絶に本気で取り組み、そして成功したのが、オランダでもなければ清朝でもなく、ただ日本一国のみだったことも、愛国者なら知っていなければならない史実でしょう。

と同時に、これら数々の「建設」は、「日本」が「台湾」に「してあげた」というだけの、チンケな施しの類ではなかった、ということも押さえておく必要があるのではないでしょうか。

「植民地」というのはある国が「外国」に支配されることです。
しかし、日本にとって台湾はそもそも「外国」ではありませんでした。
こちらで述べた「八紘一宇」です。

かつてオランダが台湾を支配したとき、自分たちをオランダ国民だなどと思っていた台湾人は一人もいなかったでしょうし、オランダ人のほうでも「台湾人も自分たちと同じオランダ国民だ」などとは想像さえしたことはなかったはずです。
清朝についても同じことです。
ただ日本一国のみが、台湾人も皇国臣民である、日本国民である、と、考えました。多分に建前だった可能性を完全には否定しませんが、台湾に送り込まれた「第一級」の人々の努力によって、台湾の統治はその建前をやがて現実のものにしていったのではなかったでしょうか。
動画に「新渡戸稲造」の名前が登場していたのは、伊達ではありますまい。

台湾は日本であり、そこの住民は日本国民である皇国臣民である(前回の動画で言及されていたように、すでに国籍の選択も済んでいます)、とするならば……
「自国の地方自治体の行政サービス」を充実させることのどこに、「してあげた」「してやった」式のチンケな優越感の入りこむ隙がありうるでしょうか?

反日史観に洗脳されている人には、あるいは、当時の日本を後付けで美化しているように聞こえるかもしれませんが……日本が台湾で行った数々の「建設」自体は否定のしようもない事実です。
動画を見れば一目瞭然。日本の顔色を窺う意味も理由も必要もない、台湾国内のTV番組で、台湾人自身が、次々に例をあげています。
しかしこれらの「建設」は、そもそも、「植民地支配」に関する当時の国際常識からして、正常なものだったでしょうか?
いったい、搾取するどころか、天文学的な国費を投じてインフラ・行政サービスを建設・整備・充実させるなど、こんなバカげた「植民地支配」があるものでしょうか?

当時の国際社会では、白人種による黄色人種の奴隷化、植民地支配が堂々と横行していました。野蛮な黄色い猿をキリスト教の文明国が支配「してあげる」ことは、邪悪な欧米諸国にとっては積極的な「善」でさえありました。
そんな当時の植民地支配の国際基準・国際常識からすれば、日本の台湾統治は、馬鹿げたとしかいいようのない「異常」なものだったのではないでしょうか?

明治維新を成し遂げ、日清戦争に勝利した明治政府の要人が、しかし、少なくともバカでなかったことだけは確かでしょう。
そんな優秀な第一級の人材による台湾統治が、「非常識」な「愚行」だったと考えるのは、そもそも無理があります。
にもかかわらず、彼らの台湾統治が「植民地支配」の国際常識からかけ離れていたというのが事実だとすれば……それは要するに、台湾がそもそも「植民地」ではなかった、ということの証左でしかありえないのではないでしょうか。
posted by 蘇芳 at 01:12|  L 「忘れ去れた台湾史」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする