こちらで述べた通り、自虐史観からの脱却は結構ですが、大東亜戦争聖戦史観も間違いなく不十分。
植民地解放の「アジア主義」も、世界支配を目論む「共産主義」と裏腹でした。
左翼売国奴・近衛文麿の父、篤麿がアジア主義者だったことは周知の事実であり、象徴的です。
では、アジア主義の「理想」は、いつ、どうやって、共産主義の「野望」に乗っ取られたのか?
前回にひきつづき、江崎道朗氏の言葉に耳を傾けてみましょう。
動画概要:
2016/01/01 に公開
CGSをご覧の皆様、明けましておめでとうございます!
今回はお正月特別企画という事で、12月10日に行われた龍馬プロジェクト研修会での講演を4日連続でお送り致します。
講師は江崎道朗先生で、テーマは「なぜ地方は疲弊するの 〜GHQの占領政策、中共の対日工作から考える戦後のかたち〜」です。
今回から第3回前半までは、主に中国共産党と日本共産党の関係や中共の暗躍について解説します。
そしてお話の終盤では、結局それが現代日本に何をもたらしてきたのかを検討して行きます。
正しい歴史認識はなく、間違った事を教えられている今の日本の教育ですが、
これらを正しく理解すれば、「共産党勢力」がいかにして勢力を拡大してきたのか、その巧さを知る事が出来るでしょう。
まずは相手の戦略を知る事で、私たちも次なる一手をうつことが出来ます。
お正月特別企画と致しまして、共産主義の歴史と日本の国力の減退の原因を考えてみましょう!
本年もCGSをよろしくお願い申し上げます。
日本共産党はそもそもの初めからチャイナの犬、
だそうです。
戦前の話ですよ?
しかしある意味、ようやく納得がいったという気もします。
共産主義についてさんざん見てきたとおり、日本と米国は共にソ連・コミンテルンのスパイに付け込まれ、操られ、ただひたすらソ連サマのためだけに、しなくてもいい殺し合いを演じて差し上げました。
戦後になって、ようやくそのカラクリに気づき始めた米国は、いわゆる「逆コース」を歩みはじめ、日米同盟はようやく共通の真の敵、ソ連と対峙することになり……そして、ソ連は崩壊。したはずでした。
日米同盟は勝利した。はずでした。
にもかかわらず、日米両国に対する反日反米勢力の内部浸透・間接侵略が、現在にいたるまで、一向に収まる気配すらないのは、なぜなのでしょうか?
ソ連崩壊によって、日本国内に跋扈する反日反米勢力が、その指揮系統に混乱をきたしたようにも見えませんでしたし、何ら痛手さえ受けた様子はありませんでした。むしろソ連崩壊の政治ショーを面白おかしく報道していたのはまさにそれら中共の犬たちだったでしょう。
ソ連崩壊によってもたらされたものは、反日反米勢力の崩壊などではさらさらなく、単にモスクワから北京への拠点移動にすぎないかのようでしたし、しかもその「移動」はあまりにもスムーズでした。むしろそんな「拠点移動」はとうの昔に完了しており、その時点であらためて行う必要などなかったかのようでした。
あのときに「崩壊」したソ連などはとっくの昔に抜け殻にすぎなかったのかもしれません。
戦前戦後を通じての、反日反米勢力のこのゆるぎない一貫性は、何なのか?
スパイたちの御主人様はなぜ、いつから、支那・朝鮮なのか?
アジア主義の理想・大義・功績こそが、そもそもの初めから共産主義に大いに共鳴し導入した「主犯」、少なくとも「共同正犯」だったのだとすれば、なるほど、理解は早そうです。
近衛文麿は間違いなく近衛篤麿の息子であり、そして文麿の孫は間違いなく皆さんご存知の「アレ」なのでしょう。
Amazon:
コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾―迫り来る反日包囲網の正体を暴く
アメリカ側から見た東京裁判史観の虚妄 (祥伝社新書)
マスコミが報じないトランプ台頭の秘密
暗黒大陸 中国の真実
シナ大陸の真相―1931‐1938
「満州国建国」は正当である
追記:
ロシア革命勃発は第一次大戦中でしたが、こちらで読んだ鈴木荘一の著書によれば、山縣有朋がアジア主義に共鳴し、大陸にいらざる深入りをくりかえしたのが、まさにその時代だったといいます。そのアジア主義の「正体」が、すでにこの時点で、江崎氏の言うようなものだったのだとしたら……
日本において、第一次大戦というミッシングリンクが、ことさらに軽視・無視されてきた理由も、了解しやすくなるようにも思います。
Amazon:
日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇―東京裁判史観からの脱却を、今こそ!
大隈重信、中国人を大いに論ず 現代語訳『日支民族性論』