チャンネルくららから「掟破りの逆15年戦争」シリーズ第10回。
動画概要:
2015/05/31 に公開
1937年7月~12月 近衛内閣成立直後、盧溝橋事件勃発、通州事件、大山中尉虐殺事件で海軍暴走。
戦後70年特別企画!~「説教ストロガノフ」掟破りの逆15年戦争~ (協力:PHP研究所)戦争責任とは敗戦責任である。
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8月15日の終戦の詔勅(玉音放送)から時計の針を戻して、どうすれば勝てたのか、対米開戦を避ける事が出来たのかを考えましょう!
通州事件だけは全日本人が銘記しておくべきです。
この時期を扱っているにもかかわらず、その記述がない史書があれば、どれほど保守に偽装していても、その著者は反日売国奴だと疑ったほうがよいくらいかもしれません。
もちろん、左翼売国史観においては黙殺されている史実です。
それだけに、戦後の私たちにとって、事件の背後関係を知ることは容易ではありません。
ただし裏を返せば、反日勢力が隠蔽しようとするということは、事件の発生自体に反日勢力の関与があったという可能性もあります。
実際、同時代人・フレデリック・ヴィンセント ウイリアムズの「中国の戦争宣伝の内幕―日中戦争の真実
そしてこの事件を受けて、動画で言われている「朝日新聞」なる工作機関が、日本の世論を煽り建てたというのですから、尾崎秀実の自白を待つまでもなく、平仄は合います。
このシリーズでくりかえし言っているように、日本を世界共産革命のための戦争に引きずりこんだ真の「戦犯」は左翼共産主義者です。
しかし、その謀略にまんまと乗せられた政府・軍高官の不作為も、その責任を追及されてしかるべきでしょう。
すでに通州事件以前、満州事変へと至る道程では、犯罪的な幣原外交がありました。
群盗の中に捨てられた国民を守るために、現地部隊が独断せざるをえなかった所以でしょう。
その教訓は、後継内閣にも活かされてはいなかったように見えます。
まして近衛内閣においてをや。
近衛家は五摂家の一ですが……
平安時代、摂関家が国民生活を等閑に付して、奢侈におぼれ、身内の権力闘争に明け暮れていた時代に、地方の「軍閥」が実力を以て起つようになっていった歴史を、思いだします。
承平・天慶の乱は中央への反乱ですが……5.15や2.26もまた反乱でしょう。
前九年、後三年の役は、地方反乱の鎮圧だったはずですが、時の政権は功労者に厚く遇することなく、頼義・義家は、それぞれ私財を以て論功行賞を行っています。満州事変における関東軍などは、この立場だったのではないでしょうか。
まあ、安易なアナロジーはほどほどにしておきますが……
ところで、この当時は、大陸にも、半島にも日本軍が駐留していました。
今は、いません。
youtube:奥山真司の「アメ通LIVE!」 (20160405 前半戦 ) 54:22頃~「歴史はくりかえす」とは、このことをいうのでしょうか。
今、このときに当たり、時の内閣総理大臣が、共産売国奴・近衛文麿ではなく、安倍晋三であることは、かすかな希望であろうかと思います。
動画で、上念司は、「当時の近衛の立場だったら」、やることは「簡単」だと言っています。
残念ながら現在の日本には特高は存在しませんが……水面下で「何か」は動き始めていると思いたいものです。
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ラベル:「掟破りの逆15年戦争」