2016年02月19日

【動画】「支那事変とは何か」盧溝橋事件から南京占領まで


西安事件のあと、蒋介石の挑発と、共産売国奴の誘導によって、日本はいよいよ泥沼の戦争に引きずりこまれていきます。



動画概要:
2010/02/20 にアップロード
ソ連と傀儡蒋介石は半年の準備を終えて日本攻撃を始めた。日本の対応方針の誤
り、反撃上陸軍の苦戦、講和問題、杭州湾反撃、蒋介石軍の壊走、日本軍の第二
の誤りである制令線の突破と南京占領まで。
アマゾン電子本掲示中: 索引:著者名落合道夫
1.大東亜戦争と日本人の課題 基礎編
2.支那事変の真実
3.日米戦争の真実
4.ノモンハン事件の真実
5.アジアの解放
6.泰緬鉄道の真実
7.共産主義からの解放

通州事件をはじめさまざまな日本人虐殺事件が登場しています。
動画内で言われているとおり、このとき、支那大陸には諸外国の軍隊も駐留していました。
当初は、これら諸外国の居留民も襲撃されています。
しかし諸外国への攻撃はまもなく中止され、ターゲットは日本のみに絞られます。
なぜか?
日本だけが狙われた理由として、他国は反撃した、日本だけが政府の方針で反撃を封じられ無抵抗主義を取った、ということがあったことを忘れてはならないと思います。

通州事件その他が落合氏の言う通りの意図を持った挑発だったとすれば、時の外相・幣原喜重郎の「協調外交」は、あたかも蒋介石と口裏を合わせでもしたかのような、「見事」な結果をもたらしたことになります。
何となればこの「弱腰外交」こそが、国論を沸騰せしめ、石原莞爾の主張する撤退を事実上不可能にさせ、日本が戦争に引きずりこまれる前提条件を準備したのですから。
「平和主義者が戦争を起こす」とはよく言ったもので、幣原外交は、結果から見れば、故意にやろうとしてもここまでうまくできたかどうかわからない、スパイをして顔色なからしめるほどに完璧な利敵行為でした。
もしも幣原が尾崎秀実のような共産売国奴だったのなら、敵ながらあっぱれというべきところです。
が、尾崎や近衛とは違って、幣原をスパイ呼ばわりする議論はあまり聞いたことがないようですし、実際、「役に立つバカ」ではあってもスパイでもなかったと見るのが妥当なのでしょう。(幣原の名誉のために付け加えておくと、後の仏印進駐には反対の立場を示しているようです。その「南進」の遠因を作ったのが当の幣原の軟弱外交だったのだとしたら、今さらというも愚かな話ですが)。
今となっては、無能な味方は、有能な敵よりもはるかに有害だ、という歴史の教訓を引き出しておくしかないのかもしれません。

動画はその後も、上海事変、石原莞爾の和平論、トラウトマン工作、と、進みますが、この間、和平工作を積極的に潰し、現地で停戦協定が結ばれたその日のうちに師団増派を決定・発表したのが近衛文麿だったことは、こちらであらましを述べた通りです。
(近衛文麿大統領への証言」にはこの間の事情が近衛一流のレトリックで都合のいいように歪曲して語られています。だまされないように注意しつつ、中川八洋「近衛文麿の戦争責任」の副読本、史料として読み解いてみるのも一興かもしれません)

上海事変は明らかに蒋介石が仕掛けてきた全面戦争でしたが、このとき、近衛内閣は宣戦を布告せず、国際法上の交戦国としての権利を確保しませんでした。それどころか国民党を相手にしないとまで言い放ちましたので、現に戦闘は行われているのに交戦当事国は存在しないという珍妙な状況になります。当然、諸外国にも中立義務などは発生しない、ということになり……各国に対して蒋介石支援への道を残すことになります。
この時期に盛んに行われたのが「コミンテルンとルーズヴェルトの時限爆弾―迫り来る反日包囲網の正体を暴く」第一部で描かれていた蒋介石・宋美齢たちの反日宣伝・対米ロビー活動でしょうか。
こちらこちらでふれた、日露戦争の勝利以降に醸成された反日国際世論の存在も、無視してはならないでしょう。
そして実際に、米国は、有名なフライングタイガースをはじめとする「宣戦布告なしの対日開戦」にふみきることになるわけです。

今も昔も、反日国家のやり口は変わりませんし、うかうかとそれに乗せられる米国の軽率さも相変わらず……でないことを祈りたいものです。

最後に付け加えておくと、この時期、日本側で異彩を放っていたのは、動画の言う通り、石原莞爾だったかもしれません。
折に触れて突発的に正論を吐く人物であることは確かなようです。
しかし、あまりにも突発的すぎたようです。
残念ながら、軍人は評論家ではありません。
孤高を気取って、虚空に向かって正論を吐いていればいいというものではないでしょう。
あまつさえ、皇道派の荒木・真崎に独りよがりな理屈で一方的に喧嘩を売り、統制派の東條を独善的に軽蔑し、昭和天皇にさえ「よくわからない」と評されるような人物が、大勢にどれほどの影響力を持ちえたでしょう。
理解者に恵まれなかった天才というよりは、理解しろという方が無理なレベルの奇人・変人の類だったようにも思えるのは、日本にとってはもちろん、石原本人にも不幸なことだったのではないでしょうか。
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posted by 蘇芳 at 01:25|  L 大東亜戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする